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ぶんぶんのひとり言

文鳥達とのふれあいと
その他いろいろ綴ります。

停電

2012年04月24日 | ひとり言
昨夜、停電した。

ほんの数分間だったけど。

家の中の灯りも、外の街灯も、すべての光が消えて真っ暗闇になった。


今の世は電灯を消しても、いつも何かしらの光がある。

外の街灯とかお隣の灯りとか・・・ぼんやりと光が家の中に入り込んでいたものだ。

それすら消えて、昨夜は月明かりもなく、

真っ暗~~。


「懐中電灯は?」  

あるけど・・乾電池が入っていない。
乾電池を入れっぱなしでほっといたら錆びちゃったんだもん。


「手動で蓄電するタイプのあったやろ。」

そんなもん、使わないから押し入れの中だわよ。
使うことないじゃん。


あぁ、我が家の(私の)防災意識・・・・ゼロ 


オットの携帯のライトで仏壇に辿り着き、蝋燭に火をつけたところで電気がついた。

なんだ・・、蝋燭でイイカンジになったのにな


昔はよく停電したものだ。

台風が来たといっては停電、雷が落ちたといっては停電・・・。

居間に家族全員集まって蝋燭の火を眺めて、祖母の怪談やおとぎ話を聞いたものだ。

蝋燭のぼんやりとした灯りの下で聞く怪談は怖かったなぁ。

冬は雪明りを実感しつつ、入浴したり。

井戸水をポンプでくみ上げていたので電気が止まると水も止まる。

外の雪を湯船に放り込んで遊んだものだ。

停電・・・楽しかったなぁ。


数分間の暗闇で、昔を思い出し、防災意識の低さを実感。

非常持ち出し袋とまでいかなくても、せめて懐中電灯くらい用意しておこう。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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断水もありましたねぇ (たけ)
2012-04-26 14:07:10
 ヤカンとかお鍋持って給水車に並んだり。
あ!ぶんぶんさんチは井戸があったんですね。
 本当に昔はよく停電しましたねぇ。
ぶんぶんさんの子供の頃のお話、好き景色が目に浮かびます。
 時代劇や小説読んでは真っ暗な夜道とか行燈の灯りだけを想像してます。

 ウチ家も先日持ち出し用品の書き出しして・・・メモを放置。思ってた以上に必要な品々があるもんですねぇ。
懐中電灯だけは「テレビの下!」と覚えてます。

 握られてる文右衛門くんを呆然と見つめる文蔵くんが
 ゆっくり、だんだん、馴染んでくる様子が楽しみです
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たけさま (ぶんぶん)
2012-04-28 08:49:40
新潟地震(昭和39年)の時、井戸が無事だった我が家へ
水を求めた人たちが行列を作ったそうです。
その頃まだ薪だったので、地震の時も何の不自由もなかったそうな。
その時半壊になった家を、父が補修してずっと住み続けていたし。
崩れそうで崩れない土壁を覚えているわ。
昔の人は強かったね。
イザと言う時の為、文明に慣れ過ぎないようにしとかなきゃ。

停電時の入浴、最高でしたよ~。
ちょっとした露天気分。
入浴はできても、窓の雪じゃ本は読めないなぁと
子供心に思ったものです。

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