大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

チーム畑の味!

2007-08-13 22:51:36 | 07年度
「野菜を売りたい!」
そんな子が集まってできたこのチャレンジ

雨続きだった今年の長期キャンプ。
チャレンジこそは晴れてくれ!と願いを込めて
みんなで照る照る坊主を作って売り場となるリアカーに取り付けました



学校の野菜やキャンプ道具を積み込んで、いざ、出発!!

1日目は農家さんから野菜を仕入れます。
「野菜をわけていただけませんか?私たちはこれこれで、かくかくしかじか…」
知らない土地で、こんなお願いできますか?
大人でもかなりのコミュニケーション能力を必要とします。
でも、それがこのチームのチャレンジなのです。

野菜を仕入れる、売り歩く、そして売上金を寄付する。

簡単そうですが、炎天下の中リアカーを引きながら歩くこのチャレンジを
やりとげた子どもたちはすごい!と素直に思います。

たくさんの農家さんと出会いました。
そして親切にもたくさんの野菜をわけてくださいました。

  

発砲8箱以上もの野菜を仕入れ
さっそく「野菜はいりませんか~!!」と声をそろえて歩きます。
しかし、ここは黒松内。何mも家がないこともしばしば。
それでもめげずに「野菜いりませんか~!」

その声を聞きつけてでてきてくれたお客さん。

  

その場で値段をつけながら一生懸命売っています。
1日目はリアカーひき、仕入れ、販売、声だし、
どれも手探り状態でした。

2日目は黒松内町の市街地を目指します。
がんばるぞ~ オー!



しかし、カンカン照り。リアカーの重さがこたえます。
どうすればみんなが楽にリアカーを進めることができるか子どもたちも試行錯誤
それぞれの荷物も積み込もう、後ろが重くなるように、左右の感覚をみて、、、

そして、声をあげて市街地を歩きました。
子どもたちの一生懸命さに
ジュースやアイスを差し入れしてくれる人情にも触れました。
買ってくれた野菜を煮物にして夕方おすそ分けしてくださる方もいました。

  

そして、最後のズッキーニを売って完売!
みんなで「ありがとうございましたぁ!!」と
町中に聴こえるような声であいさつをしました。
売り上げ:3300円



3日間で24kmのリアカーの旅を終え、
自然学校に帰り着き、片付けを済ませ、温泉で汗を流し
ホッとしたところで ブナセンターへ



黒松内岳ブナ林再生プロジェクトに寄付してきました。
一生懸命に売り上げたお金。
そのお金で育つブナを見てみたい!という次の意欲が沸いてきたようです!

《間村奈未子(まむ)》
 










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