日本国憲法はＧＨＱの押し付けではなかった

改正論議、問われる政治＝憲法、３日で施行７０年

日本国憲法は１９４７年の施行から、３日で７０年を迎える。この間、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の基本原則は国民に定着してきたが、日本を取り巻く安全保障環境は大きく変化し、日本社会も様変わりした。施行以来、一度も変えられていない憲法をめぐり、安倍晋三首相は改正への意欲を繰り返し表明。これに対し国会での憲法論議は停滞している。世論の理解も十分ではない中、政治の役割が問われている。　

　４月３０日のＮＨＫスペシャルで、日本国憲法がＧＨＱの押し付けではなく、９条の条文は日本人がつくっていたことを検証していた。

　「押し付け憲法論」で、強引に改憲を主張する人たちの根拠が崩れてしまった。

　また、７０年も経って一度も改憲しないのはおかしいと言っている人たちがいるが、そんな事で良い憲法を変える必要性はどこにもない。

　「戦後レジュームからの脱却」を唱えるなら、先ずは「日米地位協定」の改定だろう。