記憶違いの謎が解けた

柳瀬氏発言は「ウソ」…愛媛知事が不快感を表明

学校法人「 加計 かけ学園」の愛媛県今治市での獣医学部新設を巡り、同県の中村時広知事は１１日、県職員が２０１５年４月２日に首相官邸で元首相秘書官の柳瀬唯夫・経済産業審議官と面会した際、県側から説明した内容をまとめたメモを公表した。

　柳瀬氏から職員が受け取った名刺も示した。

　柳瀬氏は１０日に行われた衆参両院の予算委員会の参考人質疑で、学園関係者との面会は認めたものの、県や今治市の職員の出席は「記憶にない」とし、「お話しになったのはほとんど学園関係者」と説明した。

　これについて、中村知事は記者会見で、「県の信頼に関わること、極論で言えば、ウソ」と不快感を表明。県職員３人に今治市職員、学園関係者を加えた計６人が柳瀬氏と同じテーブルに着いていたと明らかにした。

加計学園の 吉川泰弘獣医学部長が、２０１５年４月２日に柳瀬唯夫元首相秘書官と面会した記憶がないし、官邸に行った覚えもないと言っていた謎が解けた。

愛媛県職員の話しによると、２０１５年４月２日の面会時に吉川泰弘獣医学部長は出席していなかったとの事。

これで、柳瀬・吉川両氏の記憶違いの謎は解けたが、何故柳瀬元首相秘書官は面会した愛媛県・今治市職員は記憶にないと言い、出席していない吉川氏と面会したと嘘をつくのか、更に疑惑は深まるばかりである。

「加計ありき」は、官僚が勝手に忖度して行ったと誤魔化し切れると思っているのだろうか？

与党が、 中村時広愛媛県知事の参考人招致を拒否している事からして、柳瀬元首相秘書官の「首相案件」と言った事は間違いないようだ。

確か、安倍晋三は「私や妻・秘書や事務所が関わっていたら、総理も国会議員も辞める」と言っていたと思うが・・・