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■「統一教会」からの名称変更 大臣の関与は?元文科次官に聞く
下村氏をめぐっては、大臣時代の2015年、教団にとって節目となる動きがありました。名称が、いわゆる「統一教会」から「世界平和統一家庭連合」へと変更が認められたのです。
1980年代以降、合同結婚式や霊感商法などが社会問題となった統一教会。1997年、名称変更を求め、文化庁に相談が来たといいます。当時、担当課長として対応にあたったのが、元文科事務次官の前川喜平氏です。
元文科事務次官 前川喜平氏
「そのときの我々の対応としては、それは受理できないと。実態が変わっていないのに名称だけ変えるという規則変更は認められませんから、受理しませんと。名称変更認証してしまったら、文部省が社会的に批判されるだろうと」教団の問題が解決していない中、「名称変更は認められない」と門前払いした文化庁。以後18年間同じ状況が続きました。ところが2015年、文化庁は一転して申請を受理した上で、名称変更を認証、つまり認めたのです。
この決定に、当時大臣だった下村氏の関与はあったのでしょうか?
下村博文元文科大臣
「全く関わってません。最終決定者がこの名称変更については、部長だということですね。部長の判断の変更を名称変更については、了承するということで」
関与を否定した下村氏。ただ・・・
下村博文元文科大臣
「文科省の担当者からそういう書類が来たということを、事前に報告ありました」
担当者から事前に報告があったとしました。前川氏は、担当者が事前報告する意味をこう指摘します。
元文科事務次官 前川喜平氏
「(下村氏は)関わってないとおっしゃってますか?それはあり得ないですね。つまり、報告を最初に報告を受けたときに、指示してますよ。その指示を仰いだってことですよ。その“最初の報告”っていうのは。(旧統一教会の場合)前例は受理せず認証もせずという、対応の仕方をしてきてるわけですから。役所は何の指示も与えられなければ前例を踏襲しますからね。だから、大臣の指示を仰いで、指示があったとしか考えられないんですけどね」
下村氏は名称変更に「全く関わっていない」としていますが、文化庁に大臣からの指示はあったのか問い合わせたところ・・・
文化庁
「個別のことには答えられない」
また、文化庁は名称変更を認証した理由について、「要件が整ったから」と回答しました。
有田芳生氏によると、オウム真理教の摘発の次は統一教会だと言われていたにも関わらず、政治の圧力によってもみ消されたのは第一期安倍政権の時だったそうです。
そして、統一教会の名称変更も第二期安倍政権で行われています。
つまり、安倍晋三と統一教会はズブズブの関係だった事が明らかです。
それも、岸信介の時代から一族で統一教会に関わっていたのです。