gooニュースより
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10012053731_20190828?fm=g
市販薬と効能が同じ花粉症の治療薬を医療保険の適用から外し、全額自己負担とすることなどを盛り込んだ健保連=健康保険組合連合会の提言について、日本医師会は「医療上必要な医薬品は保険の対象とすべきで、医療費削減ありきだ」などと批判しました。
大企業の従業員らが加入する健康保険組合でつくる健保連=健康保険組合連合会は先週、少子高齢化によって悪化している保険財政の改善に向けて、市販薬と効能が同じ花粉症の治療薬を医療保険の適用対象から外し、全額自己負担とすることなどを盛り込んだ提言を発表しました。
これについて、日本医師会の松本吉郎常任理事は記者会見で、「医療上必要な医薬品は保険の対象とすべきだ。患者が受診を我慢した結果、重症化してしまうことも懸念される」と述べ、保険の適用外とすることに反対する考えを示しました。
そのうえで、健保連の試算について「医療費削減ありきの分析で、大変失望している」と批判しました。
健保連は、保険の適用範囲の見直しを、中医協=中央社会保険医療協議会で議論するよう求めていますが、健保連の提言がどこまで反映されるかは不透明です。
花粉症を発症して約30年、最近は寒暖差アレルギーと秋の花粉にも反応するようになり、一年の半分以上もの間辛い症状に悩まされている。
薬は、4ヶ月間以上病院で処方されたものを服用しているが、健康保険が効かなければマスク代等を含めた費用はかなりの負担になってしまう。
今回のような、医療費削減ありきで「病気の選別」をしていくことは、ひいては「命の選別」に繋がっていくのではないだろうか?
消費税で社会保障の充実と謳っているが、年々社会保障費の削減がなされるている中で、一定の年齢に達したら高額療養費制度が無くなる事も考えられる。
まさに、金の切れ目が命の切れ目になってしまうような世の中は嫌だ。
安倍晋三を倒さなければ、本当に命の期限が決められかねない状況になりそうである。