7月29日(水) 空手への練習と空手の練習

2009年07月29日 | 練習日記
7月29日(水) 空手への練習と空手の練習

 今日は合宿が近いので型の練習をメインに据えて練習を行った。
 むずかしいのは、体づくりの練習とのバランスである。技は体が支えているので体づくりの練習もおろそかにはできない。創られた体のレベルで、技のレベルが決まるようなものである。
 
 一般部はかなり詰めて練習をしたせいか、短い時間内でも、密度の濃い練習ができたと思う。

7月25日(土)小休止について

2009年07月25日 | 練習日記
7月25日(土)小休止について

 夏真っ盛りといおうか、夏本番といおうか、暖かい日が続いている。以前ぶっ続けで練習をしたら子ども達がバテたということを書いた。そのことでの反省点は、一旦バテてしまうと練習に復帰させるのが難しくなるということであった。だからバテないように、かつ頑張って練習に取り組めるよう、気を配る必要がある。

 児童の場合だと、どうやらちょこちょこと小休止を入れた方が良いようだ。第一に、集中力がもたない。続けてしまうとだらりとしたペースになるので、集中すべき時としない時を分けることが大事だと思う。
 今日は児童部も一般部も足腰の鍛錬と型を行った。
 左右(とかく)いろいろな練習に目を奪われがちになるが、まずもって空手ができる体をつくることが大事である。そこをおろそかにすると、砂上の楼閣となってしまう。

7月22日(水) 押し並べて練習

2009年07月22日 | 練習日記
7月22日(水) 押し並べて練習

 先週の土曜日の練習は私は休ませてもらった。夏休みの陽気のせいか、子ども達の様子が1週間前とは大違いに元気に見えた。しかし!「好事魔多し」というように、こういう時が逆に危ない場合もある。先週の反省をふまえて、少しずつ休みを入れながら練習をするようにしたところ、今日は体調不良の者は出なかった。

 一般部ではまた新しい練習を取り入れた。
 いままでの私は、「人それぞれ個別に上達の課題があるのだから、一斉練習だけでなく、個別練習を行う必要がある」と考えていた。その練習方法は、有用である。しかしそれは指導者が充実してる組織でのみ有用な方法であり、細かく分ければ無限に分けていくことが可能だろう。
 個々の事実から共通する性質を論理として導き出すように、空手の指導の事実、例えば立ち方や手足がどうの、といった事実から共通する性質を導き出せれば、全体としての練習をしながら、全員が上手くなる練習ができるのではないか、と思う。ラジオ体操をわざわざグループ分けして練習する必要はないだろう。それは全員に共通する、体をほぐしたりする運動であるからだ。

7月11日(土)世界一の技が出せるようになる食事?

2009年07月11日 | 練習日記
7月11日(土)世界一の技が出せるようになる食事?

 我々の流派では食事について、体調管理ということもあり、玄米や野菜を食べるように指導(推奨)される。銀しゃりは栄養のある部分を取っているのであり、白米よりも玄米の方が栄養があり、良いというわけである。最近こそ健康ブームなどの影響か、玄米は近所のスーパーなどで見かけるようになったが、昔はなかったのである。
 

 食事指導というのはどんな分野であれ、一流を目指す人間は厳しく指導されているようである。考えてもみれば人間が外から取り入れるわかりやすいエネルギー源といえば、食べ物である。運動や睡眠によっても体は創られるが、その前提となるのはやはり食べ物であろう。

 食事指導を玄米や野菜にしている世界がある。それは「美」を求めるミス・ユニバースの世界である。『世界一の美人になれる食事』という本が発売されている。
 指導者Gがテレビでこれを紹介しているのを観たそうである。内容を要約すると、本の著者自身がこの食事法を学んだのは日本に留学した時の経験が元になっている。ステイ先のおばあちゃんの食事が、玄米や野菜を中心とした食生活だったそうで、著者自身の体調が悪かったのが、食事のおかげで改善していったという。

 美しさをつくる食事も、強さをつくる食事も、頭が良くなる食事も、全て同じだということだろうか?

 空手の練習については、2人組になり、当たらない間合いで一人が素早く突を出し、一人がそれに手を当てるという練習を行った。なぜか私は途中で「相手に触れる自身がない」と思うようになり、それが反映してか、触れることが全くできなくなってしまった。
 肩触り組手では「先の先」ともいうべき技がなんとも難しいということを実感した(もっとも私のは技というよりバクチ的なものであったが)。相打ち覚悟でやる必要がある。1度だけ半分失敗半分成功したが、私としてはきっかけのような感覚がつかめただけでも内心大成功であった。

7月8日(水) きちんと動ける体

2009年07月08日 | 練習日記
7月8日(水) きちんと動ける体

 私自身がランニング中にふくらはぎを痛めてしまい、今日は一緒に体を動かしながらの練習ができなかった。教えることにより、指導者自身も躍動感を持たないと、教わる者も何となくしょんぼりとしたものになってしまう。

 雨が降ったりしている日には、私はラジオ体操を練習に意識的に入れるようにしている。気温の変化というのは体の調子の変化につながっていくから、きちんと動ける体にしていく過程(運動)が必要になる。

 一般部では頻繁ではないものの、護身の練習もたまに行うようにしている。教えていて、教わる側から指摘されて気付いたが、(護身の)練習をする時には、拳を握ってもいない、構えてもいない、という状態から始めないといけない、ということである。相手がいきなり襲ってきた時に対処するのが護身であり、我々は24時間相手に対して身構えている状態ではない。そうでありながら、一旦何かあった時に見事に対処できるように訓練する必要がある。