9月16日(水)技に感情を

2009年11月24日 | 練習日記
 この時期について。児童部は指導者が一方的に教えるのみで、教わる側が主体的になっていないという反省点があった。このような実態をふまえて、技の一本一本に感情を込めるよう指導したり、走って体当たりする練習などを児童部では行った。
 一言で体当たりといってもそれぞれ違いがある。一般的に女子は思いきり体当たりせず、直前で減速したりしてぶつかる衝撃を弱める傾向がある。男子は女子に比べれば、勢いは総じて弱めない。
 一般部では季節の変化もあり、柔軟を入れるようにする(夏は体が動いたので特に行っていなかった)。他にはエンピ(肘)技を、サンドバッグを使って当て方の練習を行った。熟練者に比べると初心者は、移動したときの力を肘の先に集中させるのが難しかったように見える。
 エンピ技は密着する位の間合いでしか当たらない。移動してエンピを出すというのは、あまり実用的ではないが、拳が使えない時などの代替手段として、練習すべき意味はある。

9月12日(土) 踏み込みと面付け鬼ごっこ

2009年11月19日 | 練習日記
 今回の一般部の練習では、組手の突込みに向けた踏み込みの練習を、かなりの回数行った。その結果、私は大分踵が痛くなった。
 この練習は以前にも触れたが、一歩踏み出して膝上げの練習を、必ずしてから行うようにしている。そうすると蹴技にせよ突技にせよ、どちらも力強い踏み込みをもって突込むことができる。
 技を出す者はついつい、蹴る足や突く拳のことばかり考えて、突っ込む勢いの力を考えない。一歩踏み出しての膝上げの練習は、勢いが技を引っ張る感触がある。組手では相手に体を運ぶための、運足の実力が要求される。
 他の練習として、面を着けた状態に慣れるために、面を着けて鬼ごっこを行ってみた。感想として、視界が普段より狭まることで見づらくなることが、大きな変化であった。
 この見づらいというのは2種類あり、一つ目は相手の技や動きが見づらいということである。自分が突込んで相手に避けられた時などは、相手の位置が視界から消えて把握できなくなる。よってその後の対処の練習が必要であると思った。
 二つ目は自分の技も見づらいことである。下段払いはほとんど視界に入らないに等しく、突技も当たらないとよくわからない。そのため技の修練度が高くないと、相手の技を受けたり当てることが難しい。
 結論として言えることは、面を着けた状態では、目をつぶってでも技を当てられる正確さが要求される、ということである。

9月9日(水)単調な指導

2009年11月16日 | 練習日記
 児童部の練習では指導になれてきたせいか、指導が単調なものになってしまい。上手くいかなかった。そういう日もある。
 一般部の練習では足腰の鍛錬をメインとして行った。胴をつけての膝上げなどは何度も行うことで、慣れてきた感がある。

9月2日(水) 返事をすること

2009年11月11日 | 練習日記
 今日は児童部の練習で指導されても返事をしない者が多く、返事をしないことがなぜ良くないかの指導をした。
 返事をしないということは、空手に例えるならば相手の攻撃技に反応せず、受け技も出さずにボーっとしているようなものである。返事を「オス」と言うことは反応をすることであり、自主性をつくる練習でもある。これがないと外界の反映をしないで、自分勝手な認識を創ることにつながってゆく。
 一般部では、支部交流大会から防具を付けて戦うことに慣れていない、という反省があり、防具を付けてのその場突やその場蹴の練習を行った。これは防具をつけた状態に慣れるという意味では、良い練習になった。

8月26日(水) かつての準備運動の必要

2009年11月11日 | 練習日記
 児童部については練習の中で、一列になって足の振り回しや馬跳びなどを行うようにした。これらの練習は現在のように練習時間が短縮する前に準備運動として行っていたもので、現在ではしばしば、といった頻度で取り入れていたものである。外の練習(裸足)でこれがしっかり行えるようになると、体育館での練習がより見事に行うことができる。
 こういったことを考えると、以前に30分間外で行っていた練習というのは、指導者の想像以上に効果のある練習であったと思う。
 一般部では支部間の交流大会へ向けての練習を行った。