テレビのツボ

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「ラブリン」は養父の性癖を受け継いでいるか?

2015-06-19 22:45:26 | ワイドショー・バラエティ
「片岡愛之助&藤原紀香」の異様な背景…2人の関係を双方周辺は密かに歓迎


グラドルの熊切あさ美と別れた、別れてない、藤原紀香に乗り換えた、など、今まさしく恋愛スキャンダルの渦中にある「ラブリン」こと片岡愛之助。藤原紀香が沈黙を貫く一方、熊切は先月29日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』に続いて今月16日、ネットの『ニコニコ生放送』にも出演し、号泣しつつ「別れ話はしていない」と従来の主張を繰り返した。が、未練などはないそうで、それどころか「(愛之助が)自分だけを守ろうとして、自分に有利な発言ばかり繰り返すのを見て、尊敬の気持ちや愛情がなくなった」と愛之助に対し痛烈な批判を浴びせている。要は愛之助の身勝手さや、自分だけが悪者にされている状況に納得がいかないということのようだ。
一般的に恋愛関係の内情は、当事者でないと分からないことが多い。今回の騒動について一番の当事者といえる愛之助は「僕が死ぬまでに真相を本に書く」とのコメントを出しており、少なくとも当面は封印する構えを示唆しているから、なおさら真相は藪の中だ。
ただ個別の内情はなかなか窺えなくても、愛之助の経歴を遡っていくことで、愛之助自身の恋愛観や性癖などを、それとなく推測することは出来る。

愛之助の恋愛観形成に少なからぬ影響を与えたと思われるのが、愛之助の養父である二代目 片岡秀太郎だ。愛之助は1981年、秀太郎に歌舞伎への才能や情熱を見出され、秀太郎から誘われる形で片岡一門の部屋子(へやご。内弟子のようなもので、住み込みで稽古や行儀作法をつけてもらう立場)となっている。愛之助が秀太郎と正式に養子縁組したのは93年で、多感な思春期の全期間を通じ、師匠である秀太郎から大きな薫陶をうけている。
秀太郎は上方歌舞伎界で女形の大御所といわれるほど偉大な存在だから、歌舞伎の面で熱心な指導を受けたことは愛之助にとって大変な財産に違いない。
だが引っ掛かるのは秀太郎の隠された一面で、そのことについてはどのメディアも触れない。一応、愛之助と熊切の騒動については『週刊文春』が、
「あの人(愛之助)は優しすぎるところがあるから。誤解が生まれているようだけど、しっかり(説明)しなくてはいけないね。女性を傷付けるのはよくない
との秀太郎のコメントを紹介はしているが、秀太郎自身の「過去」については言及なし。一連の騒動に直接関係ないとはいえ、類似した、いやもっとおぞましいといえるほどのスキャンダルをかつて秀太郎が巻き起こし、当時すでに部屋子となっていた愛之助にも影響なしとは思えないのに、完全スルーとはおかしい。意図的に秀太郎の過去を封印してるとしか思えない不自然さだ。

秀太郎は84年、女優でもある妻 高田美和と泥沼の離婚騒動を繰り広げている。美和は当時、そのことで記者会見を開いているのだが、そこで語られた言葉は、往年の時代劇スター高田浩吉の娘で、大映のお姫さま女優として名を馳せた彼女には、およそ似つかわしくないドギツイものだった。彼女は秀太郎のことを「SMの趣味がある変態で、そばに寄られるだけで鳥肌が立つ!」と、吐き捨てるような口調で罵倒したのだ。大女優である妻が、歌舞伎界のスターである夫をこれ以上ないくらい過激な表現で非難したことで芸能界は騒然となり、ワイドショー等でも連日取り上げられた。
美和が離婚を申し入れた最大の理由は、夫 秀太郎の特殊な「性癖」。それを具体的に物語るかのように、美和はこの離婚騒動を遡る2年前の82年、なんと日活ロマンポルノの『軽井沢夫人』という映画で主演を務めている↓



高田美和 主演『軽井沢夫人』(日活ロマンポルノ)ダイジェスト版

正統派女優がロマンポルノに出演したことは衝撃を呼んだが、その出演も美和の意志ではなく、夫が強く勧めたからというのには驚かされる。なんと秀太郎は妻が犯されることを望む性癖の持ち主だったというのだ。秀太郎は撮影現場を訪れ、「美和はこうすると感じるんだ」と言いながら、熱心に演技指導までしていたのだという。
この時は出演を渋々承諾した美和だったが、秀太郎の要求はさらにエスカレート。全身緊縛シーンまである、団鬼六 原作のSM作品『花と蛇』の出演を日活と交渉するまでになり、遂に耐えられなくなった美和が離婚を懇願するに至ったそうだ。
その経緯は当時、女性週刊誌『微笑』(96年に廃刊となったエロ系記事を目玉とした雑誌)にも詳しく掲載された↓



表紙の左端に"「私が犯されるのを見て喜ぶ夫に、もう耐えられない!」泣いて離婚を懇願する妻は…。強姦サド! 高田美和と片岡秀太郎が異常夫婦生活" と、これまた過激な見出しが躍っている。
当時これほど世間を騒がせた大スキャンダルであったにも関わらず、今ネットで検索してもこれらのことは殆どヒットしない。せいぜい2ちゃんねるの掲示板か、個人ブログやTwitter等で散見される程度だ。秀太郎のWikipediaを見ても前夫人 美和との離婚に関しては「秀太郎に起因したといわれる諸々の問題から不和となり破局」と、極めて抽象的かつ簡略化された内容が述べられるに留まっている。
秀太郎と美和の異常夫婦生活の内幕をメディアがこれほどストレートに報じられたのは、ネットシステムがなく、無秩序に情報が拡散される心配がない当時の社会背景があればこそだったろう。だが今日に至ってもなお、全然蒸し返されないのをみると、何らかの力が作用してると感じざるを得ない。
秀太郎と美和は、離婚騒動が勃発する前はテレビのバラエティにも2ショットで数多く出演していた。そこでは異常なほど仲の良さを強調し、終始ベタベタしっ放しという惚気ぶりで、だからこそ後の記者会見での豹変に驚いたわけだが、芸能レポーター界の鉄則として「仲の良さを強調し過ぎる夫婦は離婚が近い」というものがあるそうで、当時の二人はこれにピタリと当てはまっていた。もしかしたら、仲睦まじく見せていた当時から、本当は仮面夫婦だったのではないかと、後になってみると確かにそう思う。
これらを見ると「女性を傷付けるのはよくない」との今回の秀太郎のコメントは、まるでブラックジョークだ。

さて愛之助に話を戻すと、こんな異常な夫婦関係のさなかで、思春期に差し掛かったばかりの少年が、部屋子として寝食を共にしていたとすれば、(悪い意味で)精神的に多大な影響を受けたと考えるのが、やはり自然ではなかろうか。
夫婦が不仲になったもう一つの原因として、秀太郎が愛之助を「可愛がり過ぎた」からという理由も囁かれているが、これも秀太郎が女形であることと、上記の異常な性癖の数々とを考え合わせると、何やら別の意味合いが思い浮かんでくる。芸は芸でも、違う芸(ゲイ?)の道を仕込んだのでは?との疑念だ。
もともと歌舞伎界は両刀使いが主流で、女性だけしか恋愛対象にしない方(海老蔵など)が少数派といわれるほど衆道が盛んで、少年愛にも寛容な、世間一般とは異質な価値観で回ってる世界。加えて師匠がとんでもない変態性癖の持ち主とのことであれば、単なる師弟関係だけとは正直思いにくい(ジャニーズの世界とも重なって見える…)
近年の愛之助を見ていても、師匠であり養父でもある秀太郎の性癖(ゲイ&サディスティック)を色濃く受け継いでいるのではないかと思えたシーンが幾つもある。例えばドラマ『半沢直樹』で見せたおネェ口調の国税庁エリート官僚黒崎役の、あまりにリアルな演技や、今回のスキャンダルでの、週刊誌記者の追跡を振り切る乱暴極まる運転などだ。
後者は、日本でのデリバリーが先月開始されたばかりの最新モデル「フェラーリ488」を駆って、新恋人と噂される紀香の自宅マンションへ向かう際のもので、週刊新潮の記事では
「(首都高で)150キロを越える猛スピードでコーナーを駆け抜け、車と車の間を縫うようにして前に出て、車線が塞がれている場合はパッシングして蹴散らす。
あんなメチャクチャな運転は初めて見ました。
重大な事故を起こしかねない、あまりに危険な運転…」

と書かれており、如何に無法な暴走だったかが分かる。いくら記者に追われイライラしていたとしても、普通に理性があればここまで危険な運転はしない。よく車の運転にはその人間の本性が表れるというから、一見穏やかに見える愛之助も、その奥にはサディスティックな本性を秘めてるのではないかと思える。



歌舞伎界の、世代を跨いで継承されているであろうドロドロした内幕を知るにつれ、世間やメディアから幼稚とか未練がましいと非難されている熊切がむしろ、社会通念上は一番マトモではないかとさえ思えてくる。紀香にしても、歌舞伎界や愛之助を取り巻く内情を全く知らぬわけではないだろう。親しい友人には「彼の才能にめっちゃ惚れてるの! 芸のためなら寝る時間すら惜しむ姿勢とかも尊敬してる!」と、無邪気に惚気てるそうだが、これを額面通りには受け取り難い。本音では愛之助の人気と財力に惚れてるのではないか? その上で、仮に異常性癖を受け継いでいようが、ゲイ道に精進していようが、そんなことは承知の上で割り切って交際していると、勝手ながら推測してしまう。
愛之助の贔屓筋(スポンサー)も、歌舞伎界の異常性に対して耐性を持たない熊切よりも、したたかで計算高い紀香の方が何かと安心できる、そう踏んでいるのだとしたら、紀香との交際に難色を示さないのも分かる(ただ結婚となると話は変わってくる。紀香の場合、年齢的に跡取りを設けることが難しいから…と思いきや、週刊文春の記事によるとそうではないようだ。片岡家には既に跡取りがおり、部屋子出身の愛之助は別に跡取りを設ける必要はないというのだ。紀香が梨園の妻に相応しくないのは、派手で目立ちすぎる、芸能活動に比重を置きすぎ、などの点らしい。熊切に対しては、グラドルという肩書きを贔屓筋は嫌っているようなので、どう転んでも了承はしなさそうだ。なお歌舞伎役者にとって贔屓筋の意向は絶対で、その了承なくして結婚は出来ないというのは、いわば不文律の掟)。

だが、そもそも紀香は愛之助との結婚を本当に望んでるのか、との疑問もある。本業である女優業でなかなかヒット作が出ず、やる事なす事バッシングを浴びせられっ放し。そんな閉塞状況を打開するため、歌舞伎役者として今一番の注目株といえる愛之助を話題作りに利用しようとしてるのではないかと、そういう邪推もしてしまうのだ。しかも紀香の所属事務所は大手かつ「悪名」高いバーニングプロダクション。同事務所が、迷走気味の紀香を影から強力にプッシュしてるのだとすれば、話はますますややこしくなる。
愛之助とて、熊切と完全に手を切るため、紀香を利用してるのでは?と、やはり邪推してしまう。少なくとも芸能マスコミにキャッチされることは計算ずくだろう。でなければド派手なフェラーリで「密会」へ向かうなどあり得ない。捻くれた見方かも知れないが、お互いに利用し合ってるのだと解釈すれば、何となく合点がいく。
とにかく考えれば考えるほど、愛之助と紀香の「熱愛」が純粋なものには程遠い印象が強くなって仕方ない。

で、今回のツボは、当事者の愛之助でも紀香でも熊切でもなく、騒動(の本質)の隠れた原点ともいえる片岡秀太郎に決定!

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1 コメント

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ん? (ラブリーン)
2016-10-29 20:49:53
13代目片岡仁左衛門の部屋子になったあとも秀太郎の養子になるまで愛之助は実家暮らしでしたよね。
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