テレビのツボ

テレビ番組の中の面白試聴ポイント(ツボ)を探し出し、それらを面白おかしく紹介するブログですε=┏(; ̄▽ ̄)┛

キャラが激変した高嶋政伸

2013-07-13 17:47:06 | 連続ドラマ




7月11日から始まったテレ朝の連続ドラマDOCTORS 2~最強の名医。 前回のシリーズ1に続き、理想に燃える天才外科医 相良浩介(沢村一樹)が堕落しきった病院へ赴任し、周囲との軋轢も辞さず改革に取り組むというストーリー展開はそのままに、相良VS森山の対立は更に先鋭化してゆくような気配を見せている。

今回のツボは準主役に当たるその森山卓(高嶋政伸)。堂上総合病院の院長である堂上たまき(野際陽子)の甥で、次期院長と目される外科医なのだが、高嶋演じる森山のキャラ設定が凄まじいまでに極端だ。傲慢で自らの非は絶対に認めない。相良への嫉妬を剥き出しにしている上、子供っぽくてわがままという、どうしようもない問題人物として描かれている。
演技も分かりやすい、というか大袈裟。相良と対する時は三白眼で睨みつけ、歯を剥いて暴言を浴びせかける。トップ画像で並べたのはその時のシーンで、左側の『HOTEL』シリーズ1の際に見せていた明るく爽やかな好青年 赤川一平の面影などかけらもない😓

激変したのはキャラだけではない。体型も様変わりしていて、まさしく激太り状態。爽やかで仲間思い、引き締まった体型の青年が前向きに仕事に取り組むという役柄から、でっぷり太った中年男が嫉妬に狂って仲間の足を引っ張るという、何もかも真逆の役柄へと変わり果てている。
おば役が野際だからだろうか、興奮すると唇を歪めて「んんん~!」と気持ち悪い唸り声を上げる演出まで加わっている。これはどう見ても、かつて社会現象にまでなったTBSドラマ『ずっとあなたが好きだった』で、野際の超マザコン息子"冬彦さん"を演じた佐野史郎の特徴的な演出と同類だ。
これらを好意的に解釈すれば、高嶋が役者として新境地を開拓したのだなと思えなくもない。誰からも好かれる好青年の役ばかりでは演技の奥行きは深まらない。癖の強い悪役や、歪んだキャラの役柄も演じこなせてこそ名優といえるからだ。
体型が変わったのも"デニーロ・アプローチ"(名優ロバート・デニーロが役柄に合わせて筋肉質になったり、肥満になったりと自在に体型を変えたので、真に迫る役作りのため肉体まで変えてしまうプロ根性の代名詞として使われる表現)の一環だとしたら、むしろ大したものだ。

が、そのような見方をするのには、どうしても引っ掛かる「ある出来事」があった。さんざん芸能マスコミで報じられたので皆さんご存知のことと思うが、かつての妻 美元との離婚騒動だ。高嶋と美元の離婚危機が初めて報じられたのは結婚してから3年後の2011年7月で、『DOCTORS』のOAが始まったのはその三ヶ月後の10月。運悪く離婚危機報道と番組宣伝の時期がちょうど重なってしまったため、テレ朝の各番組へ高嶋が番宣のために出演した時は、スタジオ内にピリピリした「夫婦の話題に触れてはいけない」感が満ち溢れていたものだ😁

離婚危機報道においては、美元はわがままで金遣いが荒く、高嶋に暴力まで振るうトンデモない性悪女だ、などと報じられたが、なかでも不気味だったのは、高嶋が一人でホテルに泊まった際、美元に宿泊先は内緒にしていたにも関わらずホテルの部屋まで突き止められ、密かに忍び込んでベッドに座り、寝てる高嶋の手を握っていたというもの。夫婦仲が冷え切っていたこの頃にそんなストーカー紛いの行為をしていたのが事実だとすれば、ちょっと理解不能ではある😱




美元のそれらの行為によって歪められたのか、はたまた元々、高嶋にそのような性格が潜んでいたのかは分からないが、高嶋の方にも森山卓を地で行くような言動がYouTubeで暴露されてしまった! 赤川一平のイメージしか知らない人がもし聞いたとしたら腰を抜かしかねないほど、別人としか思えない高嶋がそこにはいる。有名な動画(音声のみだが…)で無数にコピーされているので知ってる人も多いと思う。





「バカ女が! 死んじまえ、テメエなんか!!」との高嶋の罵声で始まる録音記録は、そのあと美元が高嶋の顔を殴りつけたようで、それに対して高嶋が激昂。今度は美元をボコボコにするという壮絶な修羅場へと発展している。
いくら睡眠導入剤を飲んでいて普段とは違う精神状態で、しかも美元がわざと怒るように仕向けてる様子がありありとはいえ、あまりにショッキングな内容だ。画像として貼られているのが披露宴の席上での満面の笑顔だから、録音内容との落差でなおさら痛ましい。この録音が暴露されたことで、高嶋の爽やかイメージは完全に崩壊してしまった。状況から見て美元が暴露したとしか思えないから、その点から考えても美元の恐ろしさは底知れない😱

一連の離婚スキャンダルがあったがため、高嶋は否応なく爽やかキャラから歪んだキャラへの転換を迫られたのではないだろうか? 美元とのトラブルが俳優としての路線まで歪ませたのだとしたら、高嶋にとってはこの上なく不幸な縁だったというしかない。

二人の離婚危機が報じられる前年、後々の修羅場を予見させるような番組に高嶋は出演している。『デッドライジング2』というゾンビを倒しまくるTVゲームの宣伝番組で、ゲーム中の表情や台詞といい、ゲーム後の感想といい、あとから見ると何とも意味深なのだ。百聞は一見に如かずなので、そのYouTube動画もアップしておいた。

高嶋政伸がHOTELでDR 2をやってみた


どうだろう? 目を異様に輝かせながら迫り来るゾンビを次から次へと倒し、巻き舌で「ほーら、ほらほら!」と呟く様など、どこか暴力を振るう高嶋の姿とダブってしまう。あくまでゲーム中の姿ではあるが、ゲームには本性が投影されるともいう。温厚そのものに見える高嶋にも、深層心理においては少なからず攻撃的な面があるのかも知れない。
8:30辺りからの告白には正直ゾッとしてしてしまった。20年来ゾンビに追いかけ回される悪夢を見続けているというのだから! 「その悪夢を体現したようなゲームでしたね」なんて語っているが、その悪夢を体現したのは他ならぬ美元との結婚ではなかったのか? そう考えると、長年見続けた悪夢はまさに予知夢だったともいえよう。
この頃はまだ世間に二人の不仲は全く報じられてはいなかったが、高嶋の言によると新婚当初から争いが絶えなかったそうだから、実生活の鬱憤をゲームにぶつけていた可能性も否定できない。結婚してから美元のゾンビのような本性に気付いて「しまった!」というのが本音だったろう。




高嶋は番組冒頭で、「ゾンビ映画にゾンビとして出るのが夢」とも語っているので、元妻の美元と同じく、画像加工して顔をゾンビみたいにしてあげようと思う。元の画像はもちろん『DOCTORS 2』で見せた【黒・高嶋政伸】の顔。このままでも充分にゾンビみたいな悪相だから、加工すると更に凶悪極まりない人相になる😱



上原さくらのスキャンダル体質は前世からの因縁ゆえ?

2013-05-05 07:54:01 | 連続ドラマ
本日ご登場願うのは、めでたく?離婚が成立したばかりのタレント「上原さくら」。
「フェラーリ王子」こと、建設資材会社社長の夫・青山光司との間で擦った揉んだのスキャンダル合戦を繰り広げ、泥沼の離婚訴訟へと発展するかと思いきや、意外や意外、あっさりと離婚成立に至ったのは周知の通り。その理由も皆さんご存知のように上原自身の不倫。訴訟しても勝ち目が無くなり、上原の方が完全に白旗を上げた格好だ。離婚騒動で揉めてる最中に、ラブホでデートしてる姿を激写されるとは何とも脇の甘い話だが、このため上原への慰謝料はゼロ。自業自得とはいえ、当初「1億でも足りない!」と息巻いていた上原にしたら無念の極みだろう。

スキャンダル合戦とはいうものの、両者の主張は真っ向から食い違い、互いに相手の主張を全否定し合っていた(まあ離婚騒動の時はどんなカップルもそうだろうけど…)。雑誌記事を引用しながら概要を紹介すると以下のようになる。

<以下引用>
10月の上旬、夫の側近の方から、夫が巨額な脱税、マネーロンダリングをしていると聞いてしまいました。領収書の名義をその方にしたり、その方の名前を使って億単位のお金をごまかし、隠しているそうです。以前に一度、脱税をした事が報道された時は、夫から、たいした問題ではなく、修正申告をしたのだから違法と呼ぶのはお門違いと説明を受け、納得をしました。でも、今回聞いた内容は、明らかに故意の隠蔽、悪質な違法行為で、これが明るみに出れば、去年の脱税の件もあるし、夫は逮捕されると思いました。今にも警察に捕まるかもしれない??と恐ろしく、ビクビクしながらも夫に真実を問えないまま時間が過ぎました
<週刊文春・上原さくらの遺書メールより>


これは上原が自殺を図った際に遺していたメールだ。上原は大量に睡眠導入剤を服用して自殺を図り、心配した母親の勧めで江東区の病院に入院した当日に脱走。付近のマンションで今度は飛び降り自殺騒動を起こしている。マンションの13階と14階の間の階段の踊り場に倒れこんでいる形で住人に発見された上原は、泣き喚いたりうわ言を繰り返したりの錯乱状態だったという。が、自殺未遂の状況から見るとどちらも狂言自殺の疑いが濃厚で、どう考えてもミュンヒハウゼン症候群(自分に注目や同情を集めるため、自作自演でトラブルを起こし、その被害者を装う病的心理)に思えて仕方ない。もし仮にメールの内容が事実だとしたら、そのような心理に追い込まれたのも分からないではないが。
このメールには次のようにも記してあった。

<以下引用>
床を叩き、お父さんの納税額が○○億で、お母さんの納税額が○○億で、合わせたら日本一だ!と怒鳴られたこともありますし、基本的に、ケンカになれば、いかに青山家が金持ちで、私の前の旦那や、私の知り合いの服屋がいかに没落して、貧乏でみっともないか、散々罵りました。

数々の不動産や財団への寄付金がいかに高額かと自慢を繰り返し、何千万円のお金を「はした金」と言うときも多々ありました。自社でゴルフコンペをやれば、ほんの10万程度の金欲しさにホイホイ芸能人が集まる、と言って自分以外の全ての人間を見下していました
<週刊文春・上原さくらさんの遺書メールより>


これまた事実だとすれば酷い男ではある。これ以外にも、二人を仲直りさせようとやって来た上原の母親に対しても青山は「お前らは親子で俺にタカるのか!」と罵詈雑言を浴びせたという。
ところが青山は「巨額脱税」や「DV」を完全否定した上で次のように反論している。

<以下引用>
上原の態度がおかしくなってきたのは「結婚して1年ほど経ってから」で、行き先も告げず外出する機会が多くなったという。青山氏が問いただすと、上原の前夫との結婚期間中に浮気していた男性と会っていると告白。さらにそうした男性が3人はいたため、青山氏が「会わないで欲しい」と頼むと、「今は親友。親友と別れろと言うなら、あなたとも別れる」と反論されたそうだ。
<ナリナリドットコム>


上原は浮気性で、同時に3人と不倫していたというのだ! やがて「私は芸能人だから一般人とは違う」とワガママ放題を通すようになり、注意すると逆ギレしてゴルフクラブで殴りかかるわ、包丁を突き付けるわと大変な騒ぎになったという。上原の母親も交えて話し合ったが、母親は娘を諭すどころか「一般人に芸能界のことは分からない。細かいことは言わないで!」と、青山が逆に釘を刺される始末だったそう。この点も上原のメール内容とは真逆だ。
青山の証言によると、上原の言動は更にエスカレート。夫である青山への殺意もあからさまに口にするようになったという。青山は自身の秘書から次のようなショッキングな言葉を聞かされたそうだ。

<以下引用>
「さくらは彼に、次のようなことを言ったそうです。『もう夫婦生活を続けるのはムリ。(青山を)本気で殺してやりたい。完全犯罪ができるならそうしたいわ。二人で崖に行くことがあれば、彼を突き落とす』と。彼女の目的はカネなのだと思います。私が死ねば保険金も入りますから。

さくらは秘書に、『葉山(神奈川県)のマンションと1億円もらえれば離婚してもいい』とも語っていたそうなので、後日『1億円払えば離婚すると聞いた』と本人に言ったことがあるんですよ。すると彼女は激怒し、『殺すぞお前、ホントに。1億じゃ10年しか生きられない』と私に殴る蹴るの暴力を振るったんです」
<フライデー>


これも事実だとすれば恐ろしい。鬼嫁なんてレベルではない。完全に毒婦だ。だが離婚訴訟の可能性がゼロになった今、事実かどうかを客観的に検証する術は無くなった。結局は上原の大チョンボだけが厳然たる事実として残るという、実にお粗末な形で離婚劇は幕を閉じた。

…と、ここで「以上、ワイドショーネタでした~」という形で終わってもいいのだが、それでは面白くない。実はここから先が本題だ。題して「スキャンダルタレント、上原さくらのルーツを探る!」😜

スキャンダラスなイメージばかりが先行している今となっては意外かも知れないが、上原は女優としての演技力にも定評がある。数多い出演作のなかでも特に異彩を放っていたのが2006年4月~6月にかけてOAされたフジテレビ系の昼ドラ『偽りの花園』。ドロドロの愛憎劇でお馴染みのフジ系昼ドラだが、このドラマもその例に漏れずドロドロの極みだった。
あらすじや登場人物の相関関係はけっこう複雑なのだが、一言で説明すれば、準主役「糸川美琶子」(上原さくら)が、乳姉妹(ちきょうだい)として育った主役「矢作美禰子」(遠山景織子)と共に数奇な運命に翻弄され、最期はその美禰子に刺殺されてしまうという壮絶なストーリーだ。昭和5年~31年という、戦争を挟んだ激動の時代を舞台に設定することで、登場人物のキャラの凄みがより強調されている(ドラマチックなストーリー展開にしやすいため、フジ系昼ドラは戦争前後の時代を描くことが多い)。



上原の演じる美琶子だが、このキャラがまあ凄まじい。冷酷で自己中心の極み。目的のためには手段を選ばず、特高刑事である強面の継父に「あいつは悪魔のような女だ!」と言わしめるほどの典型的悪女なのだ。上原は、この悪女役を迫真の演技で演じている。いや迫真なんてものじゃない。役柄と演者が一体となった時、よく「役が降りてきた」などという表現を使うが、上原の演技もそのレベルに到達していた。役柄の人物が、あたかも憑依したとしか思えないくらい、地のキャラと役柄が渾然一体となっていた。
この劇中のキャラ、離婚騒動の渦中で報じられた上原のキャラと何と似ていることか! 『偽りの…』を観た上で今回の離婚報道を見ると、元夫・青山の証言する「悪魔のような上原さくら像」がにわかに信憑性を帯びてくる。単に演技力が優れているだけかも知れないが、ここまでリアリティに溢れていると、とても作られたキャラには見えない。下にUPした劇中のショットを見ただけでも、如何に鬼気迫るほどの演技だったかが伝わってくると思う。



上原はメンタル面はともかく、女優としての力量は間違いなく一級品だ。特に『偽りの…』のように役柄がツボに嵌ると、その輝きは比類ないほど高まる。もしかしたら、不安定なメンタルという弱点を抱えてるからこそ、破滅型の悪女を恐ろしいほどリアルに演じられるのかも知れない。
『偽りの…』の上原さくらは、1998年にOAされた日本テレビのドラマ『冷たい月』の中森明菜を彷彿とさせる。明菜も、屈折した情念をたぎらせながら復讐を果たす悪女役を、これまた恐ろしいくらいリアルに演じていた(観ていて文字通り背筋が冷たくなったほど)。
明菜もまた不安定なメンタルを抱え、自殺未遂を図った点でも上原と共通している。でも、それがゆえだろうか、本職の女優が裸足で逃げ出すほどのズバ抜けた名演技を見せつけた。その明菜も今は休業状態。引退はしていないが、芸能活動は全くしていない。これほどの逸材が引退してるも同然とは惜しい限り。上原も、今回のスキャンダルによってあまりにイメージダウンしてしまったため、芸能レポーターの井上公造によると「芸能界の引退は避けられない」状況らしい。


だがスキャンダラスだから引退させるなんてどうかしている。芸能人にモラルを求めてどうする!と言いたい。一般社会の規範には馴染まないからこその芸能人ではないのか? スキャンダル・ゼロで人間的にもバランスが取れてるが芸の薄っぺらい芸能人よりも、スキャンダル山盛りで屈折した人格の持ち主でも、一芸に秀でた芸能人の方がよほど見てみたい。法を犯したのならともかく、アンチモラルくらいは呑み込むくらいの懐の深さを芸能界は持ってほしいんだが…。

…と、ここで切りがいいので終わってもいいが、まだまだ先がある。
お気づきかも知れないが、ここで終わってしまっては、タイトルと本文が全く繋がらない。ここから先が、本当の本題なのだ😁

上原は『偽りの…』を遡ること3ヶ月前、2006年1月OAの『オーラの泉』にもゲスト出演している。科学的根拠が全くない!などとして批判され、大いに物議を醸した番組だ。が、スピリチュアルなるものが本物かどうかはここでは論じない。注目したいのは、この番組での上原へのスピリチュアル診断。後のドラマにも、今回の離婚騒動にも通じる、上原のメンタルの源流が垣間見えたように思えた。
以下『オーラの泉と江原啓之と美輪明宏』より、幾つかの項目を抜粋してみたい。


○冒頭

上原さくらさんからのメッセージ。
→今日は救いを求めて、この番組にやってきました。
 ずばり、私は魔界人なのかも知れません。
 私を助けてくださるのは、もう2人しかいらっしゃらないと
 思うのです。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。


なんと上原は自分の性格の悪さを自覚していた! 自分で「魔界人かも知れない」と言うなんてよほどのことだ。自分でも、自分の性格を持て余していたのだろう。

○魔界人

意地悪な性格で、すぐに人をうらやましいと思う。
→自分で性格が良い、優しいと思うことが無い。

うらやましいと思うことは悪いことではなく、それ以上
進むことが意地悪、と美輪さん。
→うらやましく思い、素敵、と言うのは、何でもない。
 妬み、嫉み、僻みをするのが魔界人。

自分が着ている洋服に文句を言われたりすると、悔しくなり、
そのことを絶対に覚えていて、何かの機会に同じ思いをさせて
やろうと思う、と上原さん。
→それは向上するから良い、と美輪さん。
 →悪口も言われてないのに、意地悪するのは魔界人。
  →上原さんは魔界人ではなく、子供っぽいだけ。


「魔界人ではなく、子供っぽいだけ」という点が妙に納得。本当にしたたかな悪女なら、自分に不利になるような軽率な行動はしないだろうし…。

○独りぼっち

独りぼっちでいるのが怖い。
→お化けを見たことは無いが、お化けや泥棒、場所の雰囲気などが
 怖く、閉所も怖い。
 →自分の家でも、一人は嫌。
  →前世に起因している、と江原さん。


孤独や閉所を極度に恐れる性格のようだ。人恋しさが強すぎるから、トラブルが起こると分かってても人と関わらずにいられなかったり、ダメだと分かっていても不倫に走ったりしてしまうんだろうか?

○守護霊

守護霊は、男のお坊さんと女性の尼さん。
→上原さんの前世にも縁がある人。

もう一人の守護霊は、日本の花街にいた女性。
→上原さんの前世でもある。

前世では小さい頃、飢饉のため家族全員が苦労していた。
→養女として働きに出され、たくさんいじめられていた。
 →その結果、お宮で願掛け(牛三詣で)をして、みんなを
  呪っている。
  →自然霊に対して願をかけ、魂を売った部分がある。
   →今世でも自然霊に繋がっている要因。

前世では、粗末な部屋に押し込まれていて、亡くなるときも
その部屋にいた。
→閉所が嫌いな要因。
 →守護霊のお坊さんと尼さんは、そのときに助けてくれて、
  看取ってくれた人。

上原さんは魂の歴史でずっと苦労をしているため、どんなに
豊かになっても心配であり、人を恨む性格。


前世では大変に貧しくて苦労したとあるが、上原は子供の頃もやはり貧しかった。金銭に対する異常な執着心はそれらに起因するとの診断。花街にいた、とか、養女に出された、という点もポイント。『偽りの…』も、由緒ある伯爵家の当主と、その愛人である芸者の間に生まれ、養女に出されるという設定なのだ。迫真の演技を披露できたのは前世の境遇に酷似していたからか?
どんなに豊かになっても心配であり、人を恨む性格というのは、まさにその通り。

○前世

前世は、守護霊でもある日本の花街にいた女性。
→低く見られていた職業であり、男にばかにされていたため、
 男を見返してやる、という気持ちがずっと続いていた。

上原さんも、主導権を握りたい気持ちがすごく強い。


これらのコンプレックスや異常な反発心は、青山との結婚生活において起きたトラブル全般の元凶でもある。こんなに屈折したメンタルでは、誰と結婚しても円満な関係を維持するのは難しそう(当時は前夫と婚姻中だった)。金銭に執着しながら、金持ちを恨まずにはいられないとは、なんと厄介な性格だろうか…😱

番組の最後に江原と美輪から「前世での苦労はもう終わったんだから、今世で背負う必要はない。上原さんは本当は優しい人なんだから、無理に背伸びせず、自分らしく素直に生きれば幸せになれる」と癒やしのアドバイスを受けていたが、パートナーや環境が変わっても今だに同じようなトラブルを繰り返してるのをみると、このアドバイスは上原の魂までは届いていないようだ。それだけ前世からの因縁というものは根深いものなのかな???