初瀬川王国

初瀬川による直樹的な生き方の表現の場

BMW Motorrad S1000RR 試乗 インプレッション 修正 レースABS HPギヤシフト

2010年04月15日 02時50分36秒 | バイク
先日日記に書いたサーキットでのS1000RRの印象は、
「それほどでもない」と言う感じでした。

先日乗らせていただいたのが、おろしたてで11000回転付近でレブリミッターが働く仕様であったので、14000回転まで回り切る車両に乗ってみたくなり、BMWジャパンの1000キロ以上走行済みのレブリミッター無しの仕様に乗らせて頂きました。

今回の車両は前回のS1000とは比べ物にならないほど刺激的でした。
これが1000キロ時に行う規制解除の力なのか、単に個体が素晴らしいのか分からないのですが、段違いに素晴らしかったです。

モードはレーシングモード。
エンジンは一気に14000回転まで跳ね上がる。
アクセルをワイドオープンするもDTC(トラクションコントロール)が効いているようで、暴れるそうなところで出力特性に変化を入れて、なん無く加速。
アクセルを開けたまま、ギヤを上げると鋭い加速を継続したままシフトアップをして行く。
これは立ち上がりで大きな武器になると直感しました。

加速から一気に減速するも、不安なく停止。
ABSを効かせるべく80キロぐらいからラフにブレーキを握りこむ。
前回のS1000はふられたのですが、今回は難なくロックと解除をふられずに実行していました。
低速からブレーキングを一気に行うと、ほんの少しリヤが浮きました。
かなり、ABSの介入は薄かったので違和感は少なく感じました。

唯一の問題はアンチホッピング湿式多板クラッチぐらいでした。
社外のSTM製スリッパークラッチやYAMAHAなど国産SSのスリッパークラッチに比べると、滑らないのでアクセルで回転数を合わさないと下のギヤに入らないのが残念でした。
この部品に関しては、攻める部品というよりはミスをしない部品としての考えなのかもしれないと思いました。

間違いなく現時点で最も先行くバイクであると感じました。
「転ばぬ先の電子制御」から「速さのための電子制御」となり始めた電子制御を、今のうちからライダーがしっかり学習して行かないと、ライダーの無知がバイクを遅くさせてしまうので最新情報には常に対応して行かなければなりませんね。

いやー楽しかった^^


追加
サーキット試乗記事
http://blog.goo.ne.jp/buell_2005/e/cf7b06913a078b995b6fe509ea82a6e1

フルパワー化
http://blog.goo.ne.jp/buell_2005/e/3e846ad93cdaba0c137a6ff0224f246f

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