「2083―ー欧州独立宣言」日本語版

グローバル極右界の「共産党宣言」、現代世界最大の奇書

3.138 内戦後――平和を恢復し、持続可能な左右均衡を生み出すために(p1305~)

2013-03-08 18:50:11 | 理想の西洋世界
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 最初彼らは我らをスルーした。次は嘲笑した。次は戦争した。そして我らは勝利した――ガンジー

 サヨクと保守主義の完全均衡を生み出すのは難しい。一定数は常に失望するものだ。まずは文化保守の政策のみを実施したくなる誘惑を抑え、キョクサヨ(過激なサヨク)にも敬意を持って接しよう。
 ただし、悪質なマルクス主義者は紅世の奸者として討滅せねばならない。

 キョクサヨへの宥和策
 現実的になろう。極右もマルクスの燐子たる極左もその数は1割以下だ。大多数は自力で有意な人生を送りたいだけなのだ。サヨクはマルクス主義者と同義ではない。無限の自由を求めるキョクサヨが、世上の安定を損ねない形でアーミッシュ的保守などと和諧していけるように導向すべきなのだ。
 そこで肝要になるのが、楽由苑の設置だ。文化汚染を防ぐために厳重な登録制を導入した上で、都市の一部をキョクサヨの居住・就労区域とするのだ。1国に1つはこうしたラスベガス的楽由苑が必要となるだろう。その中はキョクサヨの倫理が支配する区域とし、政治的でない限りすべての表現活動やイアンフ行動が容認される。楽由苑限定の学校や報道機関もあってよい。
 穏健派のマルクス主義者は飽く迄紅世の奸者の被害者だ。彼らはやがて楽由苑に移住していくことだろう。

 東欧のロマ人問題で文化保守を宥和する
 ロマ人を東欧の文化保守が迫害してしまう懸念は大きい。ヒンドゥクシュ(ヒンドゥー・キラー)山脈とオスマン帝国を経由して欧州にやってきた奴隷がロマ人の真の起源だ。ヴィーン大捷後も10万人がオスマン帝国に棄民された。彼らは今日、東欧の文化保守から迫害されている故に、彼らとの同化を拒んでいる。
 これを解決する現実的解決策としては、ロマの国をつくってやるしかない。500万人のロマ人の国を光復されし新生アナトリアにつくるのだ。そうすれば、将来のジェノサイドを防げるに違いない。

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3.137 第三次段考後の文化保守式改革(p1303~)

2013-03-08 18:43:53 | 理想の西洋世界
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 1、イスラム的要素の追光
 2、欧州文化ルネサンス
 3、近隣国の文化保守運動を先軍的に支援し、反正を支援

 この3つを達成するために、当世の民主制度は以下のような措置を通し立憲型へと改造される。

 文化防衛
 多文化主義(嫌欧州流)、国家社会主義(嫌ユダヤ流)と共に、嫌夷教徒流を真名とするイスラムは再度人種主義と全体主義のジェノサイド思想として定義され、封絶される。イスラムが欧州に残した文化の痕跡は、ムスリムと共に浄光される。2070年までに改宗して同塵したムスリムだけが残留を許可される。
 ただし、仏教徒、ヒンドゥー教徒、ユダヤ人などの友好宗教の信者は、全欧州人民のチング(心の友)であり、同様の同塵策の対象とはならない。
 
 第二次目標
 嫌ロシア流は封絶されねばならない。英国や北欧などではディズレーリの時代から反露の謀宣が行われてきたので、旧EUとロシアの統合は苦難の行軍的な過程となるだろうが、我らの要求をロシアが呑めば実現可能だろう。
 そのためには文化教育の改造が必要だ。ロシアがオスマン帝国のディミテュードから数百万の欧州人民を光復したことを讃え、その好機を潰そうとしたディズレーリらの日和見主義者を紅世の奸者として教えるのだ。キリスト同朋国でなく、イスラム国と同盟するキリスト教国は将来、全基督国家の敵と看做されることだろう。
 この政策は英独仏3国のいずれかで先軍支配が確立され次第、実施すべきだ。小国の文化保守も、MA百鬼団を封絶する時は、上の3国またはロシアの支援を得た上で行うように。

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3.136 新政権を樹立する文化保守へのスゝメ(p1302~)

2013-03-08 18:38:14 | 理想の西洋世界
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 世上が平静を取り戻し、中核集団が多文化マルクス主義の真名に覚醒するまで、議論の分かれる改造政策は打ち出すべきでない。世上の叛乱を防ぐためだ。平和を維持することは、戦争に大捷することより難しいことを知ってほしい。改造も漸進的に行うべきだ。
 報道機関はこう改造される。まず、文化保守主義に「友誼的」でない外国人は報道機関を保有してはならない。過去に多文化主義を支援していた者は、地位を問わず文化保守の再教育を受けるか辞任する(ただし、紅世の奸者級は逮捕)。最低5割は文化保守の親和者でなければならない。一部外国の機関は、敵対マスゴミと看做されるだろう(中露を見よ)。
 同様の措置は大学などの教育機関でも採られる。教育内容は徹底改造されるだろう。

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3.133 文化経世の暴君アメリカ――民主党も共和党も信用できない(p1296~)

2013-03-08 18:27:04 | 米国
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 第二次大戦以来、米国は40以上の外国政府を転覆しようと試み、30以上の反権威体制運動を鎮圧してきた。その時討滅された民は数百万に上る――ウィリアム・ブルームの『ならず者国家』

 米国は地球最後の帝国だ。米国は領土を直接支配する訳ではないが、文化経世で覇権を握り、封権した家臣国に自らを脅かさぬ範囲内で一定の自治権を与える。米国は第二次大戦以来西欧を属国としてきた。米国はまた、中南米のバナナ共和国やイスラム諸国では、義体人形たる腐敗した領導者たちも支援してきた。西欧での統治形態はより穏健だったが、例えばこのような手段が用いられてきた。

 ・外交上の恫喝
 ・心理戦
 ・文化経世も含めた様々な介入
 ・政変国への殺経人派遣。彼は政変の領導者に銃と金を突き付けてこう述べる。「100億ドルを贈与しましょう。拒むならこの銃が火を吹きますよ。我らは以前にも他の国で同様のことをして参りました」

 実際米国は1945年以来ずっとこうしたことを繰り返してきた。政変が発生すると、米国がマスゴミ経由で反共、反テロル、反ファッショ、人権、自由解放、大量破壊兵器などの介入理由を練り上げる。もちろん、その裏には真の理由がある。介入の真名については被害者の方がより把握していよう。多くの場合は商益、資源権、軍事基地、戦略価値、政治支援が真の理由だ。

 米国介入の系譜(一部のみ)
 1949年ギリシア・・・反共の名の下で反米的政府を転覆
 1955年南ベトナム・・・反共の名の下で親仏政府を親米政府にし、後に切り捨て
 1958~60年ラオス・・・反共の下で親米政府を
 1960年韓国・・・反共の名の下でより強靭な親米政府を樹立、1979年にも
 1967年ギリシア・・・軍事基地が欲しい
 1973年チリ・・・反商業政権を転覆
 1975年豪州・・・不安定な外交政策をとった政権を転覆
 1992~99年ユーゴ・・・人権の名の下で分断統治政策を採り、セルビア人を中心に介入
 2000年オーストリア・・・反ファッショ戦争の名の下で反多文化政権を制裁
 2008年グルジア・・・ロシアの飛び地攻撃を支持
 2010年イスラエル・・・人権侵害の名の下でイスラエル民族主義者を迫害

 将来の介入
 2040年フランス・・・反ファッショ戦争の名の下でフランスの新右派政権を転覆
 2045年英国・・・フランスと同じ

 我らは何としてもロシアの庇護を獲得し、米軍の介入を防がねばならない。

 第三次段考
 米国の多文化マルクス主義者、自殺人道主義者、全球資本主義者は万策を弄して我らのムスリム放逐政策を阻止しようとするだろう。米国の奴隷たる欧州が真の主権国家となるのを防ぐために。セルビア共和国は情報操作の分断統治政策に乗せられて「癌切除」にジェノサイドという手段を使ってしまった結果、NATOに介入の大義を与え失敗した。我らは決してセルビアの轍を踏んではならない。
 ではどう対策すべきか?小国は米軍に対してロクに抵抗できまい。なので、新生欧州連邦の下での団結が必要となるのだ。思えばコソボ空爆の時、エリツィンのロシアは国家的に麻痺していたものだ。プーチンはまだ大統領ではなかった。だから、例え反多文化の政権ができても、小国は英仏露が多文化体制から解放されるまで我慢してほしい。核を持つこの3国が背後にいれば、米国も乱暴には介入してこないだろう。それでも介入してきたなら、永劫羊よりも獅子たることを望む人民が核をもって米国の東海岸を燼光するはずだ。
 だから、米国共和党などの同志の皆さん、我らの自己解放工程を洞燭し、今後数十年間我らに介入しないで戴きたい。

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