日本
時代劇/アクション
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『月刊アフタヌーン』にて長期連載された沙村広明の傑作マンガを三池崇史監督、
木村拓哉主演で実写映画化した時代劇アクション大作。
謎の老婆によって不老不死の肉体に変えられ、死ぬこともできずに放浪し続ける
侍・万次が、復讐に燃える少女・凜の用心棒となり壮絶な戦いへと身を投じて
いくさまを、過激なバイオレンスと迫力のアクション満載に圧倒的スケールで
描き出す。
ヒロインの凜役は「湯を沸かすほどの熱い愛」の杉咲花。
さらに福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、市川海老蔵、
田中泯、山崎努ら豪華キャストが脇を固める。
(allcinemaさんより抜粋)
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かつて妹を目の前で惨殺された凄腕の侍・万次は、謎の老婆によって望んでも
いないのに不死の身体にされてしまう。
以来、生きる意味を持たないまま50年ものあいだ死ぬことも老いることもできず
にただ孤独に生き続けていた。
無天一流を受け継ぐ浅野道場の一人娘、凜。
両親を殺され復讐を誓う彼女は、そんな万次の存在を知り、どうにか見つけ出す
と、敵討ちの用心棒を依頼する。
一度は断るも、妹の面影を残す凜の必死の懇願に、万次はその願いを聞き入れる。
しかし相手は、最強の剣客集団を率いる逸刀流の統主、天津影久。
すべての流派の頂点に君臨すべく江戸中の道場を冷酷非情に潰していくあまりに
も危険な男だった…。
(allcinemaさんより抜粋)
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原作漫画が好きだったけど、キムタク主演ってのが不安要素で観に行くべきか
悩んだけれど、結局なんばパークスシネマで観ることに。
乙橘槇絵の襲撃シーンがよかった。
三池監督なので『ヤッターマン』みたいに漫画・アニメの実写成功パターンが
あるので、少なくとも忌まわしき『デビルマン』『キャシャーン』レベルの
失敗作にはならないだろうと期待して観に行ったんだけど、あのレベルの駄作
ではなかったのでホッとした。
30巻ある原作を141分に凝縮しているので、上澄みだけすくった感じで重要
キャラの凶とか百琳とか偽一の扱いが酷い。
とりあえず原作に出てるキャラだから出しときました感が・・・。
そして百琳演じる栗山千明に何故アクションをさせないのか。
キル・ビルでGoGO夕張を演じた彼女がキャスティングされたって知った時は
それなりのアクションがあるんだろうなぁと思ったら、アクションどころか
登場シーンがそれだけ?っていうぐらいのしょぼさ。
別に彼女をキャスティングする必要なかったんじゃ・・・。
チラシに1人vs300人ってあったから、キムタクが『あずみ』の上戸彩に対抗
して200人を上回る300人なのかと思ってたら、1人で300人斬ってませんやん。
天津と槇絵が結構斬ってるし、看板に偽りありだな。
当初、不安だったキムタクが何を演じてもキムタクにしか見えない点は
不死になる前の姿は、やっぱキムタクにしか見えないなぁと思ったけれど、
不死になった後は片目潰され、顔に刀傷がはいって、前髪で顔が隠れたり
するので、観ているうちに気にはならなくなったな。
一番良かったのは、原作キャラの中で一番カッコよくて好きな乙橘槇絵の
アクションシーンがしっかり入ってた所。
原作同様、顔色変えずに圧倒的な強さで万次を追い詰めて行く様は見応え
あってよかった。
戸田恵梨香の槇絵のイメージピッタリではなかったけれど、結果的に
良かったかなって印象。
原作好きの自分からすると、ちょっとなぁって思える所もあるものの、全体的
に楽しめたので、まぁ満足。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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コメントありがとうございます。
今回はキムタク色が薄かったので、十分観られましたね。
面白かったです。
昨年あの報道のせいで、年末から元旦にかけては強烈な喪失感に襲われていましたが、ファンの皆さんとオリンピックの年までに復活させようと奮闘しています。
木村くんに関しては、1月から3月にかけて放送されたTBSのドラマ『A LIFE』と『無限の住人』を観ながら応援していました。
『A LIFE』では外科医役だったのですが、本当の外科医の方から手術方法を教わったり、『無限の住人』は過激なシーンが多かったですが、激しいアクションシーンに挑む姿を観て、木村くんは常に本気を出す男である事に関心させられました。