だらだら無気力ブログ!

だらだらと毎日を過ごす映画好きな野郎のブログ。
映画の感想や日々の思ったことを書いてます。

『ふたつの人生』:第20回大阪ヨーロッパ映画祭

2013-11-17 22:07:28 | 第20回大阪ヨーロッパ映画祭

原題『Zwei Leben』
2012年/ドイツ、ノルウェー
カラー97分
ドイツ語・ノルウェー語(日本語、英語字幕)

監督:ジュディス・カウフマン、ゲオルク・マース
出演:ユリアーネ・ケーラー
   リヴ・ウルマン
   スヴェン・ノルディン


第二次大戦中、ドイツ兵を父として生まれたカトリーヌは旧東ドイツの施設で
育った。現在は母の国ノルウェーで家族と幸せに暮らしている。
ある日、弁護士が現れたことから、しだいに明かされる彼女の過去。
仕組まれた偽りのベールの向こうにあるものとは。
                      (第20回大阪ヨーロッパ映画祭HPより)
    * * * * * * * *


今回の大阪ヨーロッパ映画祭、なんとなくラインナップがイマイチな感じで。
日本初上映作品の中で特にコレが観たいってのは、『わたしの名はジン』
ぐらい。後はアンコール上映の『強盗』が観たいなぁって思うぐらい。
なので今週末の阪急うめだホールでの上映は行かない予定だったんだけど、
出張先への移動までに時間が出来たので時間潰しを兼ねて観に行くことに。

何でも明るみにするもんじゃないな。

ナチス兵と現地女性との間に生まれた混血児の存在を利用して、東ドイツの
スパイが彼らになりかわってノルウェーなどに潜伏して家庭を持ちつつ、
現地の情報を本国に送り続けるという事実を元にしたお話しでなかなかに
見応えある内容だった。

ただ始めの10分ぐらいあまりに眠たくてウトウトしてたので、最初の方は
イマイチ内容を憶えていない。

カトリーヌが裁判に証言者として出る動機がイマイチ分からないな。
下手に証言者として出たことで、知られたくない秘密などが明るみになって
しまい家族全員が救われない結果になってしまったし。


毎年、スタッフにキレて突っかかるマナーの悪い客を見かけて嫌な気分に
なるんだが、今日の阪急うめだホールではそんなマナーの悪い客がいなかった
のは良かった。今回の会場となった阪急うめだホールも見やすい会場で良かった
んだけど、今年は予算の問題からなのか有料の公式プログラムが無かったのが
残念。

お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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2 コメント

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助かりました (ジュディ)
2013-11-20 00:09:47
こんばんは。初めてコメントさせていただきます。

私もこの映画を観に行きました。
暗い内容ですが、なかなか骨太で面白いと思いました。
途中で画像が乱れて、なかなか直らず、やっと直ったと思ったら
少し先に進んでいましたね。

有料の公式プログラムを買うのを忘れ、今日また阪急ホールに行って買ってこようと思ったのですが、こちらのブログを拝見して
今年は発売されていないのを知りました。映画祭の事務局に
電話で確認したところ、経済的な理由で今年は出していない
のだそうです。
お陰様で、無駄足を踏まずにすみました。ありがとうございました。
返信する
>ジュディさん (はくじ)
2013-11-23 02:24:15
こんばんは。
コメントありがとうございます。

ナチスや冷戦時のことがまだ影を落とすことが
あるんだなぁと救われないなぁと思いながら観て
ましたが、なかなかに見応えある内容でしたね。

そういえば、画像が乱れてしまって直ったと思ったら、
話が進んでいましたが、これは仕方ないと思ってます。
少ない予算でスタッフもほとんどがボランティアなので
文句は言えないです。
シネコンでこんなことが起きたらクレーム入れますけど。

公式プログラムはやっぱり予算の関係でしたか。
自分としては、あのプログラムを毎年買ってたので
発行されないってのは結構残念です。
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