The Otherside of Borderline 35から37までのアップが完了しました。
アルカード対ランサーもしくは空蝉香坂。
ここらへんの流れがアルカードの『武芸百般』ぶりを披露出来て、結構好きな回です。細部でいろいろ変えてますが、やってることは一緒です。毎回毎回やってること一緒なあたりが、まるで若本の御大の様です。
荊の刺刑 からぱっと紅華に持ち替えさせたのは、荊の刺刑 よりも紅華のほうが武器として有用だからです。
The Otherside of Borderlineに現在登場している武器の中で、紅華、黒禍、ウォークライの三点は俺のオリジナルです。荊の刺刑 は、コラボ相手側のオリジナルですが、こっち 用に名前だけつけさせてもらいました。
これで敵を斃すと体を食い破って薔薇が生えてくるわけですが、どの程度のダメージでそうなるのかはっきりしなかったからというのがひとつ。敵が死ぬとそうなるのであれば、正直武器としてはあまり意味のある追加効果ではありません。追加効果というのは、それが敵の死に直結するから価値があるのです。ここらへんがっつりRPGに毒されてますね。あ、毒派生武器は赤ファンを撃退するのに非常に有用です。
お奨めは盗賊の短剣の毒派生。出血ダメージと毒ダメージを同時に蓄積させるため、手数の多い短剣であることも相まって非常に優秀です。
ミダの捻じくれ刃もいいんですが、あれは毒派生によるダメージ蓄積の強化が出来ません。単体でのダメージ量がもうちょっと多かったら使えるんですが。でもネズミの印併用ならいけるかな?
それともうひとつは、香坂をぶっちめるならやっぱり派手にいきたいので。
ちなみに黒禍と紅華の呪いをFate風に解説すると、
紅華
ランク:B+
レンジ:2
最大捕捉:一名
攻撃対象に一撃ごとに出血ダメージを与える紅い槍。
これによってダメージを受けた場合、一ターンごとに10のスリップダメージを受け、紅華による攻撃を受けるごとに一度のスリップダメージ量が受傷回数に乗じて増えていく。スリップダメージの上限値は無い。
治癒魔術、再生能力等のあらゆる回復手段を用いてもHPはその時点の最大値まで回復するものの、スリップダメージは止まらない。
仮に逃走・退却して戦闘を中断してもスリップダメージは止まらず、他のエネミーとの戦闘中も効果が持続する。
呪いの効果を解除する方法は、呪いを受けた時点で紅華を所持していた使用者の殺害のみである。
黒禍
ランク:B+
レンジ:2
最大捕捉:一名
一撃ごとに攻撃対象の最大HPを下げる黒い槍。
これによってダメージを受けた場合、通常ダメージのほかに一撃ごとに5~300の最大HPが低下する。
攻撃ごとにダイスを二回、もしくは二個振ってその出目の合計値が10を超えた場合、四肢の破壊に至ったものと見做して再度ダイスを振る。
出目が偶数であった場合は移動系のスキルが制限されアクションを行うごとに一ターン待機しなければならない。二回これを受けると逃走が出来なくなる。
出目が奇数であった場合は攻撃力が半減し、二度これを受けると武器による攻撃が出来なくなる。魔術等、武器を使用しないスキルの発動は可能。最大HPの削減ダメージとしては出目の合計値が10であれば100、11であれば200、12であれば300の最大HPを削減する。
なお、出目の合計が9以下であった場合は最大HPの削減値は5。また、二回のダイスの合計値が10を超え、かつ二度目のダイスを振った際に偶数もしくは奇数が三回出た場合(例:両腕を破壊したのち、もう一度腕の破壊が発生した場合)は両腕を破壊済みであれば、効果は両足に対して発生する。なお、四肢すべてを破壊したのちにさらに四肢破壊が発生した場合は、心臓もしくは頭部を破壊したものとしてその時点でエネミーは即死する。
治癒魔術、再生能力等のあらゆる回復手段を用いてもHPはその時点の最大値までしか回復せず、元の数値には戻らない。
仮に逃走・退却して戦闘を中断しても低下した最大HPは回復せず、また四肢へのダメージも回復せず、他のエネミーとの戦闘中も効果が持続する。
呪いの効果を解除する方法は、呪いを受けた時点で黒禍を所持していた使用者の殺害のみである。
なお、最大HPの低下下限値は1で、0になることはない。
こんな感じですかねー。必滅の黄薔薇 みたいな効果だ。
ちなみにタクティクスオウガにラスボスっぽいけど中ボスなランスロット・タルタロスという人物がいまして。こいつがアポカリプスという必殺技を繰り出すんですが、これがまた最大HPを下げるという嫌な必殺技でした。
たしかTOは死者の宮殿で必殺技を習得出来るんですが、アポカリプスと同等の効果を持つ波動次元斬という技がありまして。覚えたはいいけどどうせ斃しちゃうエネミー相手だとまったく役に立たない必殺技でした。だって削減値自体、いいとこ2か3くらいだし。
ちょっくら、アセチレンガスについて。
分子式はC2H2、つまり酸素と炭素の化合した物質で、ガス溶接機などで利用すると摂氏三千三百度に達する高温の炎を形成します。
燃焼範囲が極めて広く、発火点が低いために熔接などで扱いやすいのが特徴です。
なお、アセチレンは気体をそのまま圧縮すると非常に不安定になり、衝撃で容易に爆発するため、一般的に溶媒に溶かし込んで安定させる方法が使われます。アセチレンは水にも溶けますが、アセトンの様な有機溶媒にはもっと容易に溶けるので、マスと呼ばれる多孔性物質に染み込ませたアセトンに溶かし込まれています。代表的なのはケイ酸カルシウムです。
水をたっぷり染み込ませたスポンジがペットボトルにぎゅう詰めになっている絵面を想像していただければ、まあイメージは近いと思います。
なお、前述したとおりアセトンは有機溶媒であるため、ゴムなどを冒します。アセトンのボンベはゴムパッキンなので、アセトンで濡れると劣化してそこからガス漏れを起こします。そのためアセチレンのボンベは、立てて保管することが法令で義務づけられています。
アセチレンの化学的性質に関しては、株式会社 タツオカ様、ならびに関東アセチレン工業株式会社様のHPを参考にさせていただきました。ガス溶接の教育は受けたけど、もうあんまり覚えてないからね……
炭酸ガスのボンベも登場しましたが、こちらはアーク溶接の際のシールドガスです。
アーク溶接の際に発生する溶けた金属、熔融池というんですが、熔融池が直接空気に接触すると熔けた金属に大量の窒素が溶け込み、金属が冷えて固まる際に析出して大量の泡が発生します。
これをブローホールといって、溶接の失敗時に見られる欠陥の代表格です。水を急速に凍結させると炭酸ガスが析出して真っ白な氷になりますが、それと同じ現象です。
これを防ぐにはなんらかの方法で空気とアークや熔融池を遮断する必要があり、このために使われるのがシールドガスです。
日本では炭酸ガスやアルゴンを主成分としたものが主流で、炭酸ガスのボンベが置いてあったのはそのためです。
つまり存在が明示されてはいないけど、あの工事現場の中には電気式熔接機があるのですね。あるいはこれから持ち込む予定があるのか。
【業務連絡】
今回の改編にあたって、ヘキサ・ツーおよびスクエア・ツーの標準装備をSR-16に変更しました。MP7では使用弾薬の都合がありまして。
今回は全部読みながら改変しているため、結構ミスが目につきます。
アルカード対
ここらへんの流れがアルカードの『武芸百般』ぶりを披露出来て、結構好きな回です。細部でいろいろ変えてますが、やってることは一緒です。毎回毎回やってること一緒なあたりが、まるで若本の御大の様です。
The Otherside of Borderlineに現在登場している武器の中で、紅華、黒禍、ウォークライの三点は俺のオリジナルです。
これで敵を斃すと体を食い破って薔薇が生えてくるわけですが、どの程度のダメージでそうなるのかはっきりしなかったからというのがひとつ。敵が死ぬとそうなるのであれば、正直武器としてはあまり意味のある追加効果ではありません。追加効果というのは、それが敵の死に直結するから価値があるのです。ここらへんがっつりRPGに毒されてますね。あ、毒派生武器は赤ファンを撃退するのに非常に有用です。
お奨めは盗賊の短剣の毒派生。出血ダメージと毒ダメージを同時に蓄積させるため、手数の多い短剣であることも相まって非常に優秀です。
ミダの捻じくれ刃もいいんですが、あれは毒派生によるダメージ蓄積の強化が出来ません。単体でのダメージ量がもうちょっと多かったら使えるんですが。でもネズミの印併用ならいけるかな?
それともうひとつは、香坂をぶっちめるならやっぱり派手にいきたいので。
ちなみに黒禍と紅華の呪いをFate風に解説すると、
紅華
ランク:B+
レンジ:2
最大捕捉:一名
攻撃対象に一撃ごとに出血ダメージを与える紅い槍。
これによってダメージを受けた場合、一ターンごとに10のスリップダメージを受け、紅華による攻撃を受けるごとに一度のスリップダメージ量が受傷回数に乗じて増えていく。スリップダメージの上限値は無い。
治癒魔術、再生能力等のあらゆる回復手段を用いてもHPはその時点の最大値まで回復するものの、スリップダメージは止まらない。
仮に逃走・退却して戦闘を中断してもスリップダメージは止まらず、他のエネミーとの戦闘中も効果が持続する。
呪いの効果を解除する方法は、呪いを受けた時点で紅華を所持していた使用者の殺害のみである。
黒禍
ランク:B+
レンジ:2
最大捕捉:一名
一撃ごとに攻撃対象の最大HPを下げる黒い槍。
これによってダメージを受けた場合、通常ダメージのほかに一撃ごとに5~300の最大HPが低下する。
攻撃ごとにダイスを二回、もしくは二個振ってその出目の合計値が10を超えた場合、四肢の破壊に至ったものと見做して再度ダイスを振る。
出目が偶数であった場合は移動系のスキルが制限されアクションを行うごとに一ターン待機しなければならない。二回これを受けると逃走が出来なくなる。
出目が奇数であった場合は攻撃力が半減し、二度これを受けると武器による攻撃が出来なくなる。魔術等、武器を使用しないスキルの発動は可能。最大HPの削減ダメージとしては出目の合計値が10であれば100、11であれば200、12であれば300の最大HPを削減する。
なお、出目の合計が9以下であった場合は最大HPの削減値は5。また、二回のダイスの合計値が10を超え、かつ二度目のダイスを振った際に偶数もしくは奇数が三回出た場合(例:両腕を破壊したのち、もう一度腕の破壊が発生した場合)は両腕を破壊済みであれば、効果は両足に対して発生する。なお、四肢すべてを破壊したのちにさらに四肢破壊が発生した場合は、心臓もしくは頭部を破壊したものとしてその時点でエネミーは即死する。
治癒魔術、再生能力等のあらゆる回復手段を用いてもHPはその時点の最大値までしか回復せず、元の数値には戻らない。
仮に逃走・退却して戦闘を中断しても低下した最大HPは回復せず、また四肢へのダメージも回復せず、他のエネミーとの戦闘中も効果が持続する。
呪いの効果を解除する方法は、呪いを受けた時点で黒禍を所持していた使用者の殺害のみである。
なお、最大HPの低下下限値は1で、0になることはない。
こんな感じですかねー。
ちなみにタクティクスオウガにラスボスっぽいけど中ボスなランスロット・タルタロスという人物がいまして。こいつがアポカリプスという必殺技を繰り出すんですが、これがまた最大HPを下げるという嫌な必殺技でした。
たしかTOは死者の宮殿で必殺技を習得出来るんですが、アポカリプスと同等の効果を持つ波動次元斬という技がありまして。覚えたはいいけどどうせ斃しちゃうエネミー相手だとまったく役に立たない必殺技でした。だって削減値自体、いいとこ2か3くらいだし。
ちょっくら、アセチレンガスについて。
分子式はC2H2、つまり酸素と炭素の化合した物質で、ガス溶接機などで利用すると摂氏三千三百度に達する高温の炎を形成します。
燃焼範囲が極めて広く、発火点が低いために熔接などで扱いやすいのが特徴です。
なお、アセチレンは気体をそのまま圧縮すると非常に不安定になり、衝撃で容易に爆発するため、一般的に溶媒に溶かし込んで安定させる方法が使われます。アセチレンは水にも溶けますが、アセトンの様な有機溶媒にはもっと容易に溶けるので、マスと呼ばれる多孔性物質に染み込ませたアセトンに溶かし込まれています。代表的なのはケイ酸カルシウムです。
水をたっぷり染み込ませたスポンジがペットボトルにぎゅう詰めになっている絵面を想像していただければ、まあイメージは近いと思います。
なお、前述したとおりアセトンは有機溶媒であるため、ゴムなどを冒します。アセトンのボンベはゴムパッキンなので、アセトンで濡れると劣化してそこからガス漏れを起こします。そのためアセチレンのボンベは、立てて保管することが法令で義務づけられています。
アセチレンの化学的性質に関しては、株式会社 タツオカ様、ならびに関東アセチレン工業株式会社様のHPを参考にさせていただきました。
炭酸ガスのボンベも登場しましたが、こちらはアーク溶接の際のシールドガスです。
アーク溶接の際に発生する溶けた金属、熔融池というんですが、熔融池が直接空気に接触すると熔けた金属に大量の窒素が溶け込み、金属が冷えて固まる際に析出して大量の泡が発生します。
これをブローホールといって、溶接の失敗時に見られる欠陥の代表格です。水を急速に凍結させると炭酸ガスが析出して真っ白な氷になりますが、それと同じ現象です。
これを防ぐにはなんらかの方法で空気とアークや熔融池を遮断する必要があり、このために使われるのがシールドガスです。
日本では炭酸ガスやアルゴンを主成分としたものが主流で、炭酸ガスのボンベが置いてあったのはそのためです。
つまり存在が明示されてはいないけど、あの工事現場の中には電気式熔接機があるのですね。あるいはこれから持ち込む予定があるのか。
【業務連絡】
今回の改編にあたって、ヘキサ・ツーおよびスクエア・ツーの標準装備をSR-16に変更しました。MP7では使用弾薬の都合がありまして。
今回は全部読みながら改変しているため、結構ミスが目につきます。
アルカードが紅華で負傷したらその部分を切除して復活するんだろうなと思いながら読んでいたのを覚えています。
この辺りから日本の妖怪なんかの話も出てくるのでワクワクしながら読めましたね。
ゴムといえば5-56とかモリブデングリスもゴムを犯しますよね。
ボルさんはバイクのレバーやペダルなどの駆動部への注油にはどんなスプレーを使っているんですか?
ペダルやレバーの軸の部分というお話なら、ブレーキペダルの軸やレバーの軸はスプレー式でないワコーズのモリブデングリスを使ってます。
いったん抜き取ってごく薄く塗って戻してます。
マスターシリンダーのピストンとレバーの接触部分はシリコングリスですね。
紅華は出血が止まらないので、腕を切られたら腕ごと引きちぎらないと再生しませんね。
高位の個体を除く噛まれ者の場合は腕を切断したら生え変わらないので、腕を切ったらそれはそれで問題です。
ただ胴体を引きちぎるわけにはいかないし、アルカードは燃費悪いので、多分そのまま戦闘続行を選ぶでしょうね。