やってみたい好奇心は衰えず

すぐに忘れるので書けるだけ書くことにした。

皮膚科はあんまり好きやない 続き

2014年09月07日 | 日記

僕の住む山あい街、その駅のすぐ上に、わが町に唯一の皮膚科がある。

皮膚科は行きたくは無いが、どうしても行かないといけなくなった。
行く限りは、宝塚か西宮の街の方のに行くべきだったのだが、判断を誤った。

何から書こうか。。まずは患っていたことから。
それはトゲ。


庭いじりをしていて、トゲが刺さった。
それもものすごく小さいトゲ。
目では全く見えない。
10倍の虫眼鏡でも見えない。
20倍で見てもよくわからない。


あきらめて、放置しておいた。
大体トゲは3ヶ月もしたら抜けると書いてあるのが多かったので、3ヶ月+αの5ヶ月弱耐えた。
でも、痛みが取れない。我慢の限界を超えた瞬間。
どうしても、すぐに取ってもらいたくなった。
検索すると、「皮膚科に行け!」とある。

困った。
皮膚科だ。。。


まずは、一番近い、◯口皮膚科に電話をしてみた。
状況を正確に伝えると、「来てくれ!」ということなので、とにかく行ってみることにした。

医院に着くと、初診の申し込みを書くと、すぐに通され、診断してもらった。
やり取りはこんな感じ。

僕「5ヶ月ほど前に庭作業をしていたら、トゲが刺さったようで、普段は痛みを感じないのですが、柔らかいタオルやハンカチのようなものを掴むとツキッと刺さるような感じになることがあります。」

◯口「そうですか?ちょっと診ましょう。」

ここで、ルーペも何も使わずにただ診るだけ。
???と思ったが、、、

◯口「 見えませんね。」

僕「そうでしょう。 一応、うちにある10倍と20倍のルーペで見てみたんですが、見えないんです。」

◯口「・・・」

僕「でも、確かに何か刺さっているようなんです。」

◯口「本当にトゲが刺さっているかどうかは、小指の皮膚を全部はがしてみればハッキリしますよ。」

僕「??」

◯口「はがした皮膚を顕微鏡で見るんです。」

聞き間違いかと思ったが、聞き間違いではなかった。

僕「先生、私はトゲを取ってもらいたいのであって、トゲが刺さっていることを証明したいのではないです。」

◯口は刺さってるかどうか怪しいもんだという顔つきで、
「どうしてもトゲが刺さってると言われるなら、50倍の何とかスコープで見ればハッキリするでしょう。」
「でも、うちにはありませんから!」

僕「どういうことですか?」 

◯口「とにかく診れません。」

僕「わかりました。ありがとうございました。」

こう言って、3割負担の800円弱を払って医院を出た。
なんだか気分が悪い。
どうも皮膚科とは相性が悪い。
こんな思いをまた別の皮膚科でするのか。

大体、症状をちゃんと電話で伝えたのに、こんな対応だから。
どこの皮膚科に行っても同じやと思う。

家に帰る途中、思い出した。
「そうや!前にパソコンに付けるタイプの50倍のスコープを髪の毛の生え際をチェックするために買ったんや!」
 
家に帰って探すと、「あった!あった!」

右手は針を持ってトゲを外せるように構える。
スコープを口にくわえながら左手の小指を這わせる。

目はパソコンの画面をしっかり見る。 
このスタイルで探すこと、約1時間。

トゲがあった!見つかった。
自分一人でやったから姿勢も難しく時間がかかってしまったが、
とにかく見つかった。

良かった!
ホンマに良かった!

かくして、僕の「皮膚科はあんまり好きやない」は続くのであった。

 
 

コメント
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