MARKETER’S BLOG【小太郎がゆく】

【小太郎がゆく】はマーケター小太郎がいろんなところで出会うさまざまなヒトやデキゴトについて等身大で描いていく日常見聞ログ

「山はさくとも海はあすとも」

2006年08月07日 | 名刺・はがき・式神
書きなれた読みやすい彼のはがきの中ほどに
「今度機会があれば『山はさくとも海はあすとも』の言葉の意味を教えてください」とある。

僕は名刺に必ず手書きでなにかひとこと書いている。

彼に渡した名刺には「山はさくとも海はあすとも」と書いてあった。

出会いに感謝をあらわすはがきは僕から彼にすでに出してしまったのでさっそく答えをメールした。

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Nさんへ

さっそくおはがきいただきありがとうございます。

うれしいです。

はがき一葉から広がる世界があることをNさんも知っておられるようですね。

【山はさくとも海はあすとも】は、
札幌農学校校歌「永遠の幸」から拝借しています。

北大(北海道大学)とは体育会運動部の定期戦で往来があり
いってみれば、兄弟のような間柄、今も付き合いは深いです。

エールや学生歌の交換で、そのころから北大生が歌う「とこしえのさち」は私のお気に入りでした。

意味するところは
「山がたとえ崩れようとも、海がたとえ涸れようとも」という感じでしょうか。

校歌はそのあとに「真理正義おつべしや」と続きます。

甲斐バンドの「HERO」やベン・E・キングの「StandByMe」に
影響を与えたかどうかは不明ですが、似たようなクダリがあります。

♪HERO 空はひび割れ HERO 太陽は燃え尽き
  HERO 海は涸れ果てて 月は砕け散っても

♪If the sky that we look upon Should tumble and fall
Or the mountain should crumble to the sea

もっとも「永遠の幸」を作詞した有島武郎も教徒だったといいますから
キリスト教の影響だろうと思います。(想像です)

長くなりました。今度事務所に遊びに来てください。
すぐに飲み会できますから。

Nさんの人柄にもう少し触れてみたいと思いましたので。

感謝。
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ということで、名刺のひとことが相手のなにかに触れることもある。
そんなたわいもないエピソードです。

名刺のひとことは数えたことはないけれど100種類は書いたと思う。

ネタに困ったとき(笑)にでも紹介していきます。

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