大熊由紀子『物語介護保険上・下』(岩波書店)が刊行された。
上巻については、
岩清水日記 2010.05.20がとりあげていました。
全部で70話あり、下巻に索引がある。私が(上巻の)第9話と第11話に出てきます。
【第9話】
1989年の「介護対策検討会」の委員だったので、私の名前がでています。
この委員の就任の打診は、当時の横尾官房政策課長から旅行先のスウェーデンに国際電話であったのです。横尾さんは1年先輩。この委員会がまとめた報告書は重要なものですが一般の研究書や教科書では触れられていませんね。
ネットで、報告書をみつけました。
この報告書の最後(p.37)に委員名簿が掲載されています。
介護対策検討会委員名簿
(50音順敬称略)
石川三義 社会福祉法人春風会
特別養護老入ホームあしたかホーム次長
(座長)伊藤善市 東京女子大学教授
大熊由紀子 朝日新聞社論説委員
竹中浩治 社会福祉・医療事業団副理事長
中島紀恵子 日本社会事業大学教授
橋本泰子 社会福祉法人東京弘済園
弘済ケアセンター所長
古瀬徹 日本社会事業大学社会事業研究所教授
堀勝洋 社会保障研究所調査部長
町田洋次 日本長期信用銀行調査第二部部長
矢内伸夫 医療法入共和会南小倉病院院長
山崎泰彦 上智大学助教授
大熊さんの本にも書いてありますが、検討会を始める直前(1989.07.02)座長に予定されていた福武直先生が急逝され、急遽、伊藤善市先生が座長となったのです。いまはその伊藤先生も亡くなられ(2007年)たのですが、伊藤先生は都市計画などがご専門で、急な登板で検討会のスタートがぎこちなかったことを覚えています。
【第11話】
介護福祉士の創設に関連して私の話がでています。
厚生省の検討が始まる前に兵庫県が県独自の「福祉介護士」資格を条例で作るというので検討委員をしました。当時は東京にいて新幹線に乗って神戸での会議に何回かでました。この会議は重要な意味を持っていますが、ネット上はあまり記録が残っていない。
中嶌洋氏の研究があります。
2008.01.15
上巻については、
岩清水日記 2010.05.20がとりあげていました。
全部で70話あり、下巻に索引がある。私が(上巻の)第9話と第11話に出てきます。
【第9話】
1989年の「介護対策検討会」の委員だったので、私の名前がでています。
この委員の就任の打診は、当時の横尾官房政策課長から旅行先のスウェーデンに国際電話であったのです。横尾さんは1年先輩。この委員会がまとめた報告書は重要なものですが一般の研究書や教科書では触れられていませんね。
ネットで、報告書をみつけました。
この報告書の最後(p.37)に委員名簿が掲載されています。
介護対策検討会委員名簿
(50音順敬称略)
石川三義 社会福祉法人春風会
特別養護老入ホームあしたかホーム次長
(座長)伊藤善市 東京女子大学教授
大熊由紀子 朝日新聞社論説委員
竹中浩治 社会福祉・医療事業団副理事長
中島紀恵子 日本社会事業大学教授
橋本泰子 社会福祉法人東京弘済園
弘済ケアセンター所長
古瀬徹 日本社会事業大学社会事業研究所教授
堀勝洋 社会保障研究所調査部長
町田洋次 日本長期信用銀行調査第二部部長
矢内伸夫 医療法入共和会南小倉病院院長
山崎泰彦 上智大学助教授
大熊さんの本にも書いてありますが、検討会を始める直前(1989.07.02)座長に予定されていた福武直先生が急逝され、急遽、伊藤善市先生が座長となったのです。いまはその伊藤先生も亡くなられ(2007年)たのですが、伊藤先生は都市計画などがご専門で、急な登板で検討会のスタートがぎこちなかったことを覚えています。
【第11話】
介護福祉士の創設に関連して私の話がでています。
厚生省の検討が始まる前に兵庫県が県独自の「福祉介護士」資格を条例で作るというので検討委員をしました。当時は東京にいて新幹線に乗って神戸での会議に何回かでました。この会議は重要な意味を持っていますが、ネット上はあまり記録が残っていない。
中嶌洋氏の研究があります。
2008.01.15
やはり、書籍になった方が読みやすいですね。
介護保険制度の中で働いている私たちには
必携の書だと思います。
まだ買っていませんが。
コメント有難うございます。
私が登場するのは
20年もまえの話ですが
こうして読んでみると
現在につながっていますね。
介護保険そのものについては
まったく関与していないので
この本は助かります。
本書の
評価は
まず読んでからと思います。
岩波の本は
買い切り
で本屋さんには積まないようですが
惜しいです。