介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第2106号 2007年度学会回顧その10【国際部門】

2009-01-13 08:44:31 | 地球→ドイツブログ
2007年度の社会福祉学界の回顧と展望を『社会福祉学』(日本社会福祉学会)によって見てきました。
担当する人の方針によって、いろいろな回顧と展望がありました。
今回は、最終回で、「国際部門」です。pp.232-242
担当は、荻原康生教授(大正大学)です。

【国際部門】
○ 国境を越えた社会政策 例:メディカルツーリズム

○ ある国の研究

○ 複数の国の比較研究

○ 外国人が日本で暮らすことに伴う課題の研究

など、幾つかの側面があります。

【取り上げられた文献】
多数の論文がとりあげられています。

氏名   分野・テーマ(キーワード風に)
秋葉敏夫  カンボジア
江口隆裕  フランス
五石敬路  韓国
石橋新二  介護現場と国際化
株本千鶴  韓国

加山 弾  在日外国人
木下武徳+ アメリカ文献システムと日本モデル(事例研究)
小林勇人  ニューヨーク市
小林真生  対外国人意識改善
近藤正晃+ 医療産業のグローバル化

倉橋靖俊  外国人支援
松井亮輔  障害者支援
松永公隆+ イギリス
三浦一浩  デンマーク
宮城好郎+ 韓国

中島友子  引退者コミュニティ
野田博也  アメリカ
澤田ゆかり 東アジア型福祉国家
清水泰幸  フランス
下平好博  オランダ

王 文亮  中国 *3点
高橋涼子  アメリカ
都留民子  フランス

【サイト論文引用】
木下武徳他の次の論文を高く評価しています。

福祉国家の政府間関係


*写真は、加計呂麻島。諸鈍湾。

奄美・加計呂麻島なんでもありBLOG の1月12日付け記事からお借りしています。



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2 コメント

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群馬県伊勢崎市 (オードリー)
2009-01-13 18:55:53
伊勢崎にいたときに、「多文化」というキーワードで国際課とかかわったことがありました。
群馬県庁では、その後「多文化共生課」にしたとか、しないとか。
「多文化」というキーワードだと、比較文化以外の面白い要素も出てくるようにお見受けします。よろしければ、ぜひ!
群馬県のころ (bonn1979)
2009-01-14 20:16:06
オードリーさん
たしかに「多文化」とのかかわりを追求されていましたね。

これからは「多文化」必至の時代ですが、現実はどうなのでしょう?逆に「1文化への収斂」の力が働いていそうです。

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