今回の世界的な金融危機によって社会保障にも国際的な影響がでています。
ISSA(世界社会保障機構。ILO国際労働機関の連携組織)のサイトでは、
12月8日付のAnalysis(分析)で、金融危機による年金資金の損失をとりあげています。
ISSA
Social security in a time of financial crisis
というタイトルの記事です。これを書いている時点では、トップページです。
【マイナス20%】
図は、OECDの年金資金の統計から引用しています。
1年間の年金資金の利回りを国別に示しています。
一番左のアイルランドは「金融立国」が国家破産となり有名になりました。マイナス33.4%
左から7番目、赤い印で囲ってあるのがOECDの平均値。
その2つ右にJapanがありますね。
【2009年にはILOとの合同会議】
今回の金融危機が社会保障に与える影響について、すでにさまざまな調査が始まっているとのことですが、2009年にはILOとの合同の会議が企画されているとのこと。
ILOの推計では、今回の金融危機、それを起因とする景気後退によって、2009年末には失業者は全世界で2000万人に達すると見込まれています。
上記の年金資金の目減りのほかに、
直接的には、失業給付の充実が急がれます。
今回の危機による影響を緩和するために、医療保険や家族給付などへの政策も重要としています。
ISSA(世界社会保障機構。ILO国際労働機関の連携組織)のサイトでは、
12月8日付のAnalysis(分析)で、金融危機による年金資金の損失をとりあげています。
ISSA
Social security in a time of financial crisis
というタイトルの記事です。これを書いている時点では、トップページです。
【マイナス20%】
図は、OECDの年金資金の統計から引用しています。
1年間の年金資金の利回りを国別に示しています。
一番左のアイルランドは「金融立国」が国家破産となり有名になりました。マイナス33.4%
左から7番目、赤い印で囲ってあるのがOECDの平均値。
その2つ右にJapanがありますね。
【2009年にはILOとの合同会議】
今回の金融危機が社会保障に与える影響について、すでにさまざまな調査が始まっているとのことですが、2009年にはILOとの合同の会議が企画されているとのこと。
ILOの推計では、今回の金融危機、それを起因とする景気後退によって、2009年末には失業者は全世界で2000万人に達すると見込まれています。
上記の年金資金の目減りのほかに、
直接的には、失業給付の充実が急がれます。
今回の危機による影響を緩和するために、医療保険や家族給付などへの政策も重要としています。