介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

社会福祉の歴史【吉田久一 その8】

2008-08-19 06:10:32 | 社会福祉
第8章 pp.177-197 は、
日清・日露戦間期の公的救済・慈善事業の成立

構成は、次の4節からなります。

1 産業革命と社会問題の開幕
2 公的救済立法と公的救済思想
3 慈善事業の成立、社会改良運動
4 慈善事業思想

○ 横山源之助 『日本之下層社会』1898年

○ 窪田静太郎 貧民研究会を結成 1900年

○ 農商務省 『職工事情』1903年

○ じっ救法案・救貧税法案 1897年 審議未了廃案

○ 内相板垣退助は、早くから慈善事業や社会改良に関心を持つ

○ 北海道旧土人保護法 1899年

○ 伝染院病予防法 1897年 精神病者監護法 1900年 らい予防法 1907年

○ 日本社会政策学会 1896年 桑田熊蔵が中心

○ 留岡幸助 慈善事業の教育を始める
  家庭学校 1899年 孤児の社会性を主張した 
    『慈善問題』1898年 慈善事業の学問的研究の開始宣言

○ 児童施設 感化法 1900年 

○ 片山 潜 キングスレー館(東京神田) 1897年

○ 田中正造 足尾銅山鉱毒事件 天皇への直訴 1900年


このようにキーワード風に挙げてみるだけで、この時期は短い間に今日の社会問題へと連なるいろいろの動きがあったことがわかる。
いずれも重要な事項・人物ですが、私としては、時間が許せば、横山源之助と留岡幸助の2人を学んでみたい。


*写真は、昨日8月18日、昼ごろのキャンパスで。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 医療福祉士への道【京極高宣... | トップ | 南オセチアと日本【河東哲夫... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

社会福祉」カテゴリの最新記事