介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第1566号  すべての問題をつながりをもって考える

2008-09-17 06:47:04 | ネットの世界
「すべての問題は深いところでつながっている・・」
と、仲村優一先生(日本社会事業大学学長。かって、私が社会事業研究所にいるときに所長をされていた)がよくおっしゃっていた。

○ テレビの天気予報で日本地図をみるたびに「遠くへきたなぁ」と思うが、江戸時代に島津久光や西郷達は陸路行き来したのかと感慨を覚えますね。
 六月踊りとも八月踊りとも言いますが、この季節の県内各地での踊りにはなにか古代の香りを感じますね。(おととし、大隅半島の旧高山町の八月踊りを見ました)
 鹿児島へ来て経験するのは、日本列島の地理的な広がりと、日本の長い歴史が現代の日々につながっているという感覚です。

○ 昨日は、世界的な株の同時下落が続いて、経済の面では記録される日となりました。証券会社の倒産から、保険会社の危機、さらには銀行へと、金融不安は連鎖して、庶民のこれからの生活にも次第にその影響は及んでいくでしょう。

アメリカのオンライン・ニュース USA TODAY
ドイツを代表する週刊誌 シュピーゲルのオンラインhttp://www.spiegel.de/
韓国の東亜日報(日本語版)
アラブ社会の代表的なメディア アルジャジーラ

いずれも、この問題をトップに挙げていました。

○ 日本では、自民党の総裁選挙中で政治的な空白が続いています。
第1541号(9/11)で、5人の候補のサイトを比較して明らかなように、社会保障・社会福祉に関して具体的な見識と方向を持つ方はいませんね。
あるのは、スローガンとゼスチャーだけ。
スウェーデン内閣では、(国土交通省はなく)厚生労働省に相当する職務をする大臣は5人もいました。(閣僚総数は22人と大きくは変わらない。第1553号、9/14)

○ これからの日本は、こころやからだにつらいところを抱えた人々に向かい合う時代です。その代表的な例は認知症です。認知症とその家族の方のご苦労は、体験して初めてわかりますが、地域社会全体でサポートしていく必要がありますね。
競争第一の社会、力のあるものだけが発言する社会では生きていけない人が増えてくるでしょう。

ばくぜんとではありますが、こういった問題群は、深いところでつながっています。
私のブログでは、こうした意識もあって
鹿児島。社会問題。介護。国際社会。
を大きなキーワードとしています。


*写真は、今日も、奄美・加計呂麻島です。
奄美・加計呂麻島なんでもありBLOGの9月16日の記事からお借りしています。


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