【資料のありか・・ドイツ語ですが】
ドイツ連邦政府統計局
のトップページの右下にSTATmagazine (統計解説のための不定期原稿)
という欄があり、クリックすると
右側にThemen-Archiv と14の項目が出てきます。
この
5 Gesundheit (健康)
8 Sozialleistungen (社会保障)
で、8をクリックすると、
2008.11.07付けで
要介護者の予測 Pflegebedurftige heute und in Zukunft
がでていました。
*著者は、Heiko Pfaffです。A4で3ページです。
【この推計の特色】
図は、細かくてよく見えませんが、ドイツにおける年齢階層別の「要介護比率」を男女別に描いています。(右側が女性)
年齢が高まるにつれて急カーブになっていますね。
この小論文の特色は、
○ 現在の延長線での推計 の他に
○ 医学の進歩を織り込んだ推計
を試算していることです。
2005年で、ドイツの要介護者は213万人ですが、
2030年に、
・従来の推計(推計A)では 336万人と見込まれていますが
・医学の進歩を見込んだ推計(推計B)では 295万人にとどまる
と対比しています。
【要介護比率】
Pflegequoten
は、
2005年 2.6% ですが
2030年 推計A 4.4%
推計B 3.8%
ということになります。
【日独の違い】
これはあくまでもドイツの話で、長期を見通して政策を立てる際には考慮しておきたい、ということです。
日独の相違点は多いですが、次の2点は基本的な違いですね。(介護保険制度の仕組みの違い)
○ ドイツの要介護者には、65歳以下の人が18%含まれている。(障害者を含む)
○ ドイツでは、在宅で家族が介護する場合も、要介護の統計に入れている。
*介護する家族への現金給付があるから。この該当者が、2005年で98万人います。
在宅サービスを受けている要介護者47万人、施設サービスを受けている要介護者67万人より多いことに注目ください。
ドイツ連邦政府統計局
のトップページの右下にSTATmagazine (統計解説のための不定期原稿)
という欄があり、クリックすると
右側にThemen-Archiv と14の項目が出てきます。
この
5 Gesundheit (健康)
8 Sozialleistungen (社会保障)
で、8をクリックすると、
2008.11.07付けで
要介護者の予測 Pflegebedurftige heute und in Zukunft
がでていました。
*著者は、Heiko Pfaffです。A4で3ページです。
【この推計の特色】
図は、細かくてよく見えませんが、ドイツにおける年齢階層別の「要介護比率」を男女別に描いています。(右側が女性)
年齢が高まるにつれて急カーブになっていますね。
この小論文の特色は、
○ 現在の延長線での推計 の他に
○ 医学の進歩を織り込んだ推計
を試算していることです。
2005年で、ドイツの要介護者は213万人ですが、
2030年に、
・従来の推計(推計A)では 336万人と見込まれていますが
・医学の進歩を見込んだ推計(推計B)では 295万人にとどまる
と対比しています。
【要介護比率】
Pflegequoten
は、
2005年 2.6% ですが
2030年 推計A 4.4%
推計B 3.8%
ということになります。
【日独の違い】
これはあくまでもドイツの話で、長期を見通して政策を立てる際には考慮しておきたい、ということです。
日独の相違点は多いですが、次の2点は基本的な違いですね。(介護保険制度の仕組みの違い)
○ ドイツの要介護者には、65歳以下の人が18%含まれている。(障害者を含む)
○ ドイツでは、在宅で家族が介護する場合も、要介護の統計に入れている。
*介護する家族への現金給付があるから。この該当者が、2005年で98万人います。
在宅サービスを受けている要介護者47万人、施設サービスを受けている要介護者67万人より多いことに注目ください。