【南九州病院長】
国立病院機構南九州病院長(昔でいう国立病院。鹿児島県加治木町にある)
の福永英敏氏は、
今朝の南日本新聞p2の「論点」で表題の論説を発表しています。(約2000字)
8時現在では、
南日本新聞のホームページ
にはアップされていませんが、3/16の社説はアップされている。
【要点】
1 国際比較では、日本は医師は少なく、受診者は多い。(医師は忙しい)
一人当たり医療費も多くはない。
2 鹿児島県の医師数は、
3967人(2004年末)で、人口割では2.1人でほぼ全国平均(2.0人)なみ。
大病院の数が少なく、診療所や中小の病院が多い。
勤務医の不足、公的病院の医師不足。
3 その原因
・医師数の削減政策
・研修制度を改め、大都市に研修医が集中
4 医療現場では、
・公私の給与格差→医師の新規開業が多い
・さまざまなクレームや訴訟の頻発
5 対応
・公的病院の重要性(緊急医療、難病患者など)
・有効な処方箋は限られている
・放置したままでは、自動的に修復するもの(市場原理)ではない
・関係者が協力して「鹿児島方式」を早急に。
(行政、大学、医師会、病院など)
【一読しての感想】
・医師数の政策は、医療の専門職組織のスタンスも反映されていたのでは?
(既得権保護)
・「国立病院機構」は、元の国立病院であり、医療からの公共性の撤退は、国の方針の大転換に根本原因があるのでは?
・公的医療はもともと不採算であり、投資経費の公的な投入などの政策も必要。
・鹿児島県の医師数は、地方都市としては過剰気味では?
診療科別、市町村別の分析が必要。
・医療政策を、医療関係者だけで協議していては、前進しないのでは?
【意見を発信する医師】
南九州病院のホームページ
では、
*「国立病院機構」がでるので、病院名をクリックしてください。
福永院長のエッセイが掲載されている。
医療はもちろん、広く社会への発言が掲載されています。
国立病院機構南九州病院長(昔でいう国立病院。鹿児島県加治木町にある)
の福永英敏氏は、
今朝の南日本新聞p2の「論点」で表題の論説を発表しています。(約2000字)
8時現在では、
南日本新聞のホームページ
にはアップされていませんが、3/16の社説はアップされている。
【要点】
1 国際比較では、日本は医師は少なく、受診者は多い。(医師は忙しい)
一人当たり医療費も多くはない。
2 鹿児島県の医師数は、
3967人(2004年末)で、人口割では2.1人でほぼ全国平均(2.0人)なみ。
大病院の数が少なく、診療所や中小の病院が多い。
勤務医の不足、公的病院の医師不足。
3 その原因
・医師数の削減政策
・研修制度を改め、大都市に研修医が集中
4 医療現場では、
・公私の給与格差→医師の新規開業が多い
・さまざまなクレームや訴訟の頻発
5 対応
・公的病院の重要性(緊急医療、難病患者など)
・有効な処方箋は限られている
・放置したままでは、自動的に修復するもの(市場原理)ではない
・関係者が協力して「鹿児島方式」を早急に。
(行政、大学、医師会、病院など)
【一読しての感想】
・医師数の政策は、医療の専門職組織のスタンスも反映されていたのでは?
(既得権保護)
・「国立病院機構」は、元の国立病院であり、医療からの公共性の撤退は、国の方針の大転換に根本原因があるのでは?
・公的医療はもともと不採算であり、投資経費の公的な投入などの政策も必要。
・鹿児島県の医師数は、地方都市としては過剰気味では?
診療科別、市町村別の分析が必要。
・医療政策を、医療関係者だけで協議していては、前進しないのでは?
【意見を発信する医師】
南九州病院のホームページ
では、
*「国立病院機構」がでるので、病院名をクリックしてください。
福永院長のエッセイが掲載されている。
医療はもちろん、広く社会への発言が掲載されています。
「社説」はアップされていますが
「論点」はされていないようです。
不思議な感じもしますが
念のためご連絡しておく次第です。