介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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アジアの中の日本

2007-12-18 05:53:39 | 地球→ドイツブログ
【話したかったこと】
昨日の夜
「国際保健福祉学」の2時限連続の講義
前半に、私が話したかったこと。

このブログで予告した放送大学「アジアの社会福祉」
のテキストを下敷きにプレゼンしたのですが、
(やむをえない事情で急遽)欠席したAさんのためにも、話していて
何度か、「これが大事だな」と思ったことをまとめておきます。

【アジアへの印象・・院生から】
・経済的な格差
・多様性(宗教でも)
・まだ、鹿児島の生活では日常的にアジアの人と接することはない。
(院生には、中国からの留学生。鹿児島大学への留学生。水産学部)


【開発途上国への視点】
グローバリゼーションの時代になって、
アジアなどの急成長は、日本経済にも影響が(グリーンスパンの請売り)
これからの課題は、政治の民主制とか安定性
・・ここまで話して、今の日本の経済・政治で果たして
開発途上国に何かいえるのだろうか?
と思ったことです。
・高齢化への対応
・環境問題
の2つは、これからのアジアの大きな課題。
それと、ヨーロッパとの対比では、外国人との共生・難民などの課題。

【院生の発表・報告】
Bさん、Cさん
それぞれ模索。
Bさんは、ある程度テーマも方法も決まりかけている。
(スウェーデンの年金制度)
Cさんは、なかなか固め決められない。
(私が指導を担当している。「園芸療法」への社会福祉学としてのアプローチ)
Bさんから、
・12/9%10 大分での学会
・12/14  学部の卒論発表会
へ参加した感想。前者では、修士2年の発表に、後者では学部4年の発表に刺激された様子を報告してもらって、ほかの院生も、私も大変参考になった。

【次回のこと】
1月7日の集中講義で終わりになります。
院生の発表は、前半に行い、
後半にまとめの討論を行います。
テーマは、当初は、「社会福祉の分野の国際協力」といったことを考えていたが、
「介護保険制度の基本的な点検/2005改正を受けて」
といったことにしようか?という思案を院生に話しておく。
というのも、2007前期の「高齢者福祉学」の講義には、この批判的な視点が弱かった。
Aさんは、保健師として、介護予防の視点から
Cさんは、介護福祉士として、グループホームの勤務体験から
Dさんは、社会福祉士として、地域包括支援センターの経験から
それぞれの意見があると思う。
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