介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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「走りながら考える」制度に引きずられる人々

2008-03-04 15:44:23 | 介護福祉
【介護保険制度を支える専門職から】
今朝
北海道の登別のブログ(私のブックマークの上から2番目)

masaの介護福祉情報裏板

の記事
「介護居宅支援費の迷走」(3月3日付)

を読みました。

【たびたび変わる算定方法】
介護保険は2000年から開始され、2006年には制度の改正がありました。

介護事業を行う事業者の報酬は、3年ごとに改訂されています。
この記事では、
専門職としてのケアマネジャー(介護支援専門員)が行う業務(居宅介護支援費)の算定方法が頻繁に変えられてきたこと、
その内容が良心的なケアマネジャーの仕事を評価しない結果になっていると、経緯を整理しています。

【短期間に変わってきた算定方法】
このブログは、学生向けの内容で、介護保険の専門家向けではありませんが、介護保険保険制度の問題点を知る上で、重要な事項ですから、私がわかる範囲で要約しますと、

1 平成12年(制度開始時) 要介護度別3段階報酬
2 平成15年(報酬改訂)  報酬体系を一本化
              *4種類以上の居宅サービスプランへの加算報酬
3 平成18年        上記加算報酬の廃止。軽介護者と重介護者の2段階制
              *判定ルールの改正
             →それまでの要介護1の対象者の6割は要支援2に。
4 ? 時期改正 ・・・  ケアマネジャー 3~4名で黒字経営になる案を検討中と伝えられる。

【問題点】
・要介護1のケアマネはそれほど容易ではない。
・小規模の居宅支援事業所が冷遇されている。
・根本原因として、利用者のアウトカムの評価が難しい。

masa さんのまとめ:
ケアマネジメントの正当な評価を
「利用者の豊な暮らし」という規準におかず
「国のいうことを聞く事業者」の評価においている。

*写真は、食事ができるまで、この記事のコピーを読んでいたので
あとで出てきた(サービスの)たんかんジュースと一緒に撮りました。
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