介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3752号 ドイツのニュース(ミュンヘン在住の方から)

2010-06-22 03:25:29 | 地球→ドイツブログ
6月21日付で、ミュンヘン在住の方からの日本語によるニュースが届きました。
デザインは、ドイツ国旗です。

ドイツの出来事


ニュースの項目は、以下のとおりです。今月号も興味ある記事が満載ですね。
出生数の減少に関する記事を全文あげました。
日本にはないもの(兵役期間の短縮)もありますが、よく似た事項も多いです。
私が知る限り、日本語で書かれたドイツ事情としては、最新のものです。
*バックナンバーは、上記サイトからたどることができます。


【6月21日号から、ニュースの項目】

連邦議会、兵役期間の短縮を決定
連邦議会、奨学金引き上げと奨学金プログラムを可決
連邦家庭大臣、両親手当の一部削減を決定
両親手当受給額は平均で699ユーロ
両親手当の効果が現れている

一人で家族を扶養する女性が増えている
ドイツの2009年度出生数、過去最低
州首相、放送受信料規定の改正を決定
旧東独では若い労働力が急減する
中流階級が縮小

依然として男女の賃金格差は大きい
外国でドイツの年金を受給している人は160万人
大学生の27%が中途退学
バイオ食品の方が良いとは限らない
人工妊娠中絶件数、増加


【ドイツの2009年度出生数、過去最低】

連邦統計局の暫定発表によると、ドイツの2009年度出生数は約65万1000人で、前年より3,6%(約3万人)減少した。これは過去最低の出生数である。これまでは2006年の67万2724人が最低だったが、2009年はそれをさらに下回る見通しである。最終統計は8月に発表される。

死亡数は約2000人減少して約84万2000人だった(0,2%減)。出生数が死亡数を約19万人下回ったことになる。

シュレーダー連邦家庭大臣は、出生数減少の理由として、出産可能な年齢の女性の減少を挙げた。15~49歳の年齢層の女性は過去4年間だけでも50万人以上減少した。但し、この年齢層の女性一人当たり子供数は安定しているという。2008年の出生率は1,376だった。

戦後最高の出生数は1964年の135万7304人で、2009年の2倍以上である。1971年までは出生数が死亡数を上回っていたが、1972年からは死亡数を下回っている。2008年は出生数が死亡数を16万1925人下回った
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