介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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明日夜の大学院講義【第2週】

2008-04-17 11:01:42 | 介護福祉
【私の分担・・・】
私の大学院での講義題目は
「高齢者福祉学特講」となっている。

内容的には、
本来なら
○ 高齢者に関する政策的なこと

○ 高齢者ケアに関する臨床的なこと

の両面があり、私は、その政策的なことの担当ですね。
これを両方できる専門家はいないので、理想を言えば
「高齢者政策学」を担当する教員と
「高齢者ケア学/臨床」を担当する教員がいればよいのですが・・

勤務する大学院では、
・リハビリテーション
・臨床心理学
・心身医学
など、関連分野の専門家がそれぞれの専門におうじ高齢者ケアを講ずるという仕組みです。

【院生のテーマを良く聴く】
前回は、各院生のテーマについては形ばかりのことしか聞けませんでした。

明日は、もう少し
・研究の動機
・研究の目標
・研究の計画
・研究の方法
・上記について指導教員の指導ぶり
などを、よく聞きたいです。

【テーマの重なり】
そのうえで、
○ サービス提供のシステム
○ その領域の専門職のかかわりと資格・教育・研修
についてでしたら、「高齢者政策」との関わり・類推から
私の知識・経験が役に立つかとも思います。

先週、
帰りがけに、
Bさん(音楽療法)がCさん(運動療法)と音楽を通して重なりがあるのでは
といっていたので、その点を重ねあわせ、かつ、Aさん(知的障害児の療育)も
この「音楽を用いた療法」への関心があれば、まとまりあるテーマと認識できるかも、
と考えています。(制度・政策の議論からは外れるわけですが・・)

【演習に近い方法と雰囲気】
いずれにせよ3名の聴講なので
演習に近い方法で進めることになります。

留学生のCさんの日本語(専門分野について、聞く力と話す力)のレベルアップといことも共通の目標となると思われます。

写真は、明日配布予定のレジュメです。(A4で1枚。3コマ)

【欲を言えば・・】
これは、院生がのってくれば、ということですが、

このブログで昨日「後期高齢者医療制度の問題点」をざっと勉強してみましたが、
年金・医療・介護・福祉・住宅など、地域社会でお年寄りが人生の終わりにふさわしい生活を送るためには、どのようなことが必要なのか、縦割りの制度論ではなく、利害の少ない院生の立場で議論してみたい
と思っています。
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2 コメント

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拝見いたしました (院生A)
2008-04-18 11:11:10
本日の講義内容を拝見いたしました。
 4月から全ての講義が始まった中で、まだまだ自分自身の考察の視野の狭さを痛感しています。様々な経験の中から得られてくる物事の捉え方の着眼点をぜひ、古瀬先生の講義の中で学んで行きたいです。
 2年生の方々は少しずつ論文作成の形も見えてきている中私も刺激を受けています。
 本日の講義内容はとても面白そうだと思いました。先生の計画された内容で進行いただけると充実できた時間を過ごせると感じました。宜しくお願いします。
コメントありがとうございます (bonn1979)
2008-04-18 13:09:25
院生Aさんへ
コメントをありがとうございました。

今日の講義に関して
あらかじめ私の心づもりを
書きました。

せっかくの貴重な時間ですから
3人とも積極的に発言できる時間にしたいです。

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