介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

「社会福祉」を専門の仕事としている人(その1)

2008-07-09 11:03:32 | ヒューマンサービス
【やっぱり良くわからない「社会福祉」】
「社会福祉学」をタイトルにしているブログなのに
その「社会福祉」がわからない・・

少し前まで
「福祉哲学」という題名の本などを読んだりしていましたが、
その結論は、
 世間の人に、「社会福祉とはこういうものだ」
とわかりやすく説いたものは、意外にもまれである
ということです。

それでは、困りますので、
まず、「社会福祉」とうたっている仕事を専門にしている人たち
のことを調べることにします。
*最近、ブックマークさせていただいた白澤政和先生は、日本を代表する社会福祉学の先生ですし、
先生のブログへのコメントを見ても、社会福祉の実務家が沢山読んで、専門的な意見を交換しています。
私のブログでは、「社会福祉を専門とはしていない人」も読者として想定しています。

「医療とはどんなものだ?」
「医療はどうなっているんだ?」
という疑問は、身近にいる医師や看護師の働くところをみて見当をつけますね。

「社会福祉」を名乗る仕事は、さいわいなことに
「社会福祉士」という資格があるのです。1987年にできました。
医師に比べると新しいですから、まだまだ、世間には広くは知られていませんが、
地域によっては、存在感のあるところも増えてきました。
*私のブログの、ブックマークの上から5つは、
京都、北海道、岩手、愛知、長野にお住まいの社会福祉士の方で、
その圧倒的な存在感とそれらのかたがたをめぐる膨大なネットワークは、ブログをごらんいただければ一目瞭然です。

というわけで、
最初に、
「社会福祉士」
その全国組織である
「日本社会福祉士会」から見てみましょう。

【日本社会福祉士会】
最初に、組織を取りあげるのは、
個人的に「社会福祉士」を例示していっても、
それぞれの意見が一致しているとは限らないからです。

組織でしたら、
組織内ではいろいろあっても
皆で議論して決めているでしょうから
そして、その組織の姿や意見を公表しているから
アプローチしやすいのです。

というわけで、

日本社会福祉士会

のホームページを見てみましょう。

*私は、「社会福祉士」ではなく、したがって、日本社会福祉士会の会員でもないです。

【身近な社会福祉士の活動】
日本社会福祉士会のHPを見ての感想などは、次回へ。

今日は、そのリンクから、

鹿児島県社会福祉士会

と、

富山県社会福祉士会

の2つをあげます。

鹿児島は、今住んでいるところ。
富山は、18歳まで住んでいたところ
という理由です。
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2 コメント

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わからないということ。 (岩清水)
2008-07-09 13:25:17
先生が「わからない」ということができる。
すごいことではありませんか。
素晴らしいことではないでしょうか。

当然、私などわからないことだらけです。
「社会福祉とは?」と問われれば、
「人生とは?」と問われると同じくらいに
思ってしまいます。
「自立」や「働く」ことについても
継続して考えていますが、結論があるわけでも
ありません。
いつも疑っていく。自分の出した答えも疑っていく。私にとってはこの道しかありません。
戦争とハンセン病を考えているのも、
大きな意味での「社会福祉とはなにか?」だと
勝手に思っています。
これからもよろしくお願いします。
一番大事なことはやさしいことばで (bonn1979)
2008-07-09 22:45:08
岩清水さん
いつもいいタイミングでコメントくださり
ありがとうございます。

戦争
ハンセン病
日本人がしっかりと負っていくべき「原罪」ですね。
岩清水さんのことばは平明でよく伝わります。
阿部志郎先生とよく似た深い印象が残ります。

社会福祉学とは限りませんが
やはり研究者個人個人が論理と概念を並べての「論戦」には
自分は参加したくはないのです。

そこで、
「組織」から始めてみればと思いついたのですが。

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