介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第2819号 プロダクティブ・エイジングの思想(ロバート・バトラー)

2009-05-06 18:35:09 | 社会福祉
バトラー博士は、1976年に”Why Survive?:Being Old in America”を書いて話題となりました。
1982年にザルツブルグで開催されたセミナーで初めて”Productive Aging”の概念を提唱したとのことです。

国際長寿センターの季刊誌
『長寿社会グローバル・インフォメーション ジャーナル 第11巻』(SPRING 2009)では、この概念をめぐって専門家が座談会をしています。
(写真は、左側にバトラー博士の巻頭言と右側に座談会の枕ページ)

国際長寿センター
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バトラー博士の論文について (Kikuchi)
2009-07-20 12:37:34
初めまして。菊池と申します。
看護学校の3年生です。

認知症の回想法について看護研究をしている中でバトラー博士の

1961年の論文『ライフ・レビュー:年を取った人達の回想の一つの解釈、The Life Review : An interpretation of reminiscence in the aged』から多くの方々が引用をされて論文を書かれているので、それをぜひ読んでみたいと思い、図書館やネットで探しているのですが、他の著書は見つけられるのですが、この論文だけは探せません。

検索用語をいろいろ変えて検索していましたら、こちらのブログに行きつきました。

もし上記の論文をお持ちか、あるいは入手できる図書館などご存じでしたら、教えて頂けないでしょうか。
国会図書館にはありませんでした。
お忙しいところ申し訳ありませんが、
よろしくお願いいたします。

中間報告 (古瀬 徹)
2009-07-20 16:37:47
Kikuchi さん

コメントありがとうございます。
私は、臨床研究や回想法はまったく専門外ですが・・バトラー先生とは、何度かお会いしています。

○ ProQuestという文献検索で、お尋ねの論文のことに触れた記事を発見しましたが、本文は見つかりませんでした。
*1982.2.1 NewYorkTimes

○ GoogleのScolar による検索では、1970年にAmerican Behavioral Scentistに掲載された類似論文がアップできました。

○ Butler博士が長く所長を勤めたNIAの検索では、見当たりませんでした。

○ 英語のWikipediaでは、その論文はアップされていません。(Robert Butlerが8人も掲載されています!)

以上までですが、

*国際長寿センター(アメリカの代表をバトラー博士が勤めている)
*ニューヨークのマウントサイナイ大学(NY市立大学医学部)の図書館
*日本では、回想法に詳しい黒川由紀子先生(上智大学)など
で調べる方法が残されていると思います。
有難うございます。 (Kikuchi)
2009-07-21 01:37:27
古瀬 徹様

早々のお返事有難うございます。
そして色々と調べてくださってありがとうございました!

「臨床研究や回想法はまったく専門外ですが・・バトラー先生とは、何度かお会いしています。」

すごいですね、古瀬様は、ブログの内容からも相当博識な方とお見受けしております。


それにしても回想法に触れている書籍や、論文に1963年のバトラー博士の論文が引用されているにも関わらず、元文が見つからないのが、不思議です・・・古すぎるのでしょうか。

黒川先生で、調べることが出来ないかトライしてみます。
ご丁寧に有難うございました。

菊池

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