イギリスの通信社ロイターのドイツ語版オンライン
をみていたら
公的年金の運用利回りは低下
の記事が。(写真、一番下)
ドイツの高齢者関係のシンクタンクが8月25日、ベルリンで専門家による講演会を開催し、その概要を報じている。
日本の公的年金の将来の受取額の減少に関する厚生労働省データー
については、簡単な表をこのブログの2008年8月15日付の記事で紹介しました。
このロイターオンラインの記事の要約を見ると
公的年金の減少は、
1 人口構成の老齢化
2 政策的な減少(年金額モデルや支給開始年齢繰上げ)
の他に、
3 運用利回りの低下
とありました。
詳細は、
ドイツ高齢者政策機構
のホームページにあるとのこと。(写真真ん中にトップページ)
Pressemitteilungen (記者発表)の
25.08.2008:Pressekonferenz in Berlin
の記事に
Download der Pressmitteilung (3ページの要約)
Download der Prasentation (プレゼン資料。パワポで39ページ)
をクリックする。
【運用利回りの選択肢】
このうち、簡単な資料の方から。(写真一番上に)
発表は、ディーズブルグ・エッセン大学教授のラインホルド・シュナーベル博士。
1930年生まれで現在年金を受けている人の場合
1これまでの利回り 5.27%
運用リスク 1.14%
この結果 月額 2,147ユーロ(1ユーロ162円で計算して、347,814円)
2現在の利回り 2.59%
運用リスク なし
この結果 月額 1,181ユーロ(191,322円)に減少する。
3これを全額資本市場(株式と公債を半々)で運用すると
利回り 5.4%
リスク 1.10%
この結果 月額 2,205ユーロ(357,210円)
4 3分の1を資本市場に預けると
利回り 4.7%
リスク 0.63%
この結果 月額 1,888ユーロ(305,856円)
になる。
との試算を示しています。
*日本の場合、平成19年2月6日に厚生労働省社会保障審議会年金部会に提出した資料に利回りの予想による年金額の相違が発表されている。
(14ページ。厚生労働省HPの「年金」の項をクリック)
予想利回り 4.1%に対して、2006年の実績値は1.7%だった。
をみていたら
公的年金の運用利回りは低下
の記事が。(写真、一番下)
ドイツの高齢者関係のシンクタンクが8月25日、ベルリンで専門家による講演会を開催し、その概要を報じている。
日本の公的年金の将来の受取額の減少に関する厚生労働省データー
については、簡単な表をこのブログの2008年8月15日付の記事で紹介しました。
このロイターオンラインの記事の要約を見ると
公的年金の減少は、
1 人口構成の老齢化
2 政策的な減少(年金額モデルや支給開始年齢繰上げ)
の他に、
3 運用利回りの低下
とありました。
詳細は、
ドイツ高齢者政策機構
のホームページにあるとのこと。(写真真ん中にトップページ)
Pressemitteilungen (記者発表)の
25.08.2008:Pressekonferenz in Berlin
の記事に
Download der Pressmitteilung (3ページの要約)
Download der Prasentation (プレゼン資料。パワポで39ページ)
をクリックする。
【運用利回りの選択肢】
このうち、簡単な資料の方から。(写真一番上に)
発表は、ディーズブルグ・エッセン大学教授のラインホルド・シュナーベル博士。
1930年生まれで現在年金を受けている人の場合
1これまでの利回り 5.27%
運用リスク 1.14%
この結果 月額 2,147ユーロ(1ユーロ162円で計算して、347,814円)
2現在の利回り 2.59%
運用リスク なし
この結果 月額 1,181ユーロ(191,322円)に減少する。
3これを全額資本市場(株式と公債を半々)で運用すると
利回り 5.4%
リスク 1.10%
この結果 月額 2,205ユーロ(357,210円)
4 3分の1を資本市場に預けると
利回り 4.7%
リスク 0.63%
この結果 月額 1,888ユーロ(305,856円)
になる。
との試算を示しています。
*日本の場合、平成19年2月6日に厚生労働省社会保障審議会年金部会に提出した資料に利回りの予想による年金額の相違が発表されている。
(14ページ。厚生労働省HPの「年金」の項をクリック)
予想利回り 4.1%に対して、2006年の実績値は1.7%だった。