介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

第2994号 数学入門(遠山啓)その3

2009-06-20 20:50:15 | 映画・読書
博士論文の作成は、3年間で行われますが、入学して1年たった時と、2年たった時の2回、報告会があります。
1回目は、研究の概要とか、方法。「指導」という感じですね。
2回目は、博士論文を書いて良いかどうかの「判定」に近いです。
今日の午後のは、昨年秋入学の院生で、研究の概要の報告と先生方の意見。
お一人の発表で、教員は5名でした。所要時間約1時間。
事前にレジュメをいただいています・・・
このやりとりは、興味あるものですが、やはり、ブログでこれ以上のご紹介は無理ですね。
A先生の先生!が「いい論文とは引用のない論文だ」といわれたというセリフはよかった・・という程度にします。

というわけで、残りの時間は、
来週の準備(具体的には、教材のコピー配布)に費やされました。

朝は、
いつものように、ブックマークしているブログをある程度時間をかけて読みました。感想や意見は、(ここでまとめたりしないで)それぞれのブログにコメントすべきでしょうね。感想を持っても、実際にコメントするまでにはエネルギーがいりますね。

【遠山啓:数学入門】
電車の中で少しずつ読んでいる岩波新書の「数学入門」ですが、
今日の帰りの電車で、第4章 代数を読み終えました。

ツルカメ算から入り、行列の話まででした。
「行列」は、私の世代では、確か、高校までは習っていないと思います。
大学で自習したのか、この「入門」でようやく意味がわかりました。

第2959号 6/05 第1章
第2981号 6/16 第2章・第3章
第2994号 6/20 (今日)第4章

というわけですが、この調子だと、何とか終わり(第7章)まで読めそうですね。
といっても、数学そのものが面白いというより、(これまでの第3章までと同様)雑談のエピソードに感心します。

今日の箇所(第4章)では、
○ 方程式のxyzのxですが・・デカルトが最初に使ったこと、何故xになったかというと、フランス語ではこのxを良く使うので、印刷の活字にxがあまっていたから・・というのです。 p.83

○ 「代数」は、英語で algebra ですが、そのもとは、アラビア語のal-jabr
にあり、これは、「移項」という字義でした。アル・フクリズムというアラビアの数学者(780頃ー850)が最初に使ったことばという。p.85

○ 第4章のタイトルは、「代数ーずるい算数」というのですが、その由来は、少年時代のアインシュタインの質問「代数とは何ですか?」に答えた技師の答えだそうです。p.89 ・・・ここの箇所は、N先生が中学生に使っていたような。
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