横浜でお会いした皆さんはどなたも個性溢れる雰囲気をお持ちでした。
なかでも、ハンドルネーム「又佐」さんのことは、ブログThink Power を読んでいたので、ホテルのロビーで初めてお会いして、あっと声をあげそうになりました。
横浜では、ほんの二言三言お話しただけですが、これまでどなたにも感じなかったいい意味での江戸時代を思わす雰囲気に包まれます。
それで、
帰り、Think Powerの記事にもあった藤沢周平の本を探しました。
本屋さんでタイトルの「驟り雨(はしり あめ)」という短編集を買いました。
昭和55年の出版、昭和60年に新潮文庫。購入したのは、平成21年11月の56刷です。
Think Power 2010.04.30
夕食後
表題作の「驟り雨(はしり あめ)」を読みました。10編のうちの4番目にある25ページの短編です。
意外な結末と、社会と人生が凝縮された語り口に自然と涙が出てきました。
又佐さんは、こうして殆どの藤沢作品を読んでこられたんだな。
それが、あの(お体は柔道だかをされていたか堂々としているのに)柔らかで平安な雰囲気を生んでいるのだな。
とあらためて思ったことでした。
主人公の嘉吉のように
毎日のように人様の幸福をねたむような性格の私にも
この短編の結末のようにひょっとしたら出口はあるかもしれない
そう思いましたね。
残念ながら嘉吉ほど若くはないのが気がかりですが。
「又佐」とは、藤沢周平『風の果て』の桑山又佐衛門からきているとのこと。
なかでも、ハンドルネーム「又佐」さんのことは、ブログThink Power を読んでいたので、ホテルのロビーで初めてお会いして、あっと声をあげそうになりました。
横浜では、ほんの二言三言お話しただけですが、これまでどなたにも感じなかったいい意味での江戸時代を思わす雰囲気に包まれます。
それで、
帰り、Think Powerの記事にもあった藤沢周平の本を探しました。
本屋さんでタイトルの「驟り雨(はしり あめ)」という短編集を買いました。
昭和55年の出版、昭和60年に新潮文庫。購入したのは、平成21年11月の56刷です。
Think Power 2010.04.30
夕食後
表題作の「驟り雨(はしり あめ)」を読みました。10編のうちの4番目にある25ページの短編です。
意外な結末と、社会と人生が凝縮された語り口に自然と涙が出てきました。
又佐さんは、こうして殆どの藤沢作品を読んでこられたんだな。
それが、あの(お体は柔道だかをされていたか堂々としているのに)柔らかで平安な雰囲気を生んでいるのだな。
とあらためて思ったことでした。
主人公の嘉吉のように
毎日のように人様の幸福をねたむような性格の私にも
この短編の結末のようにひょっとしたら出口はあるかもしれない
そう思いましたね。
残念ながら嘉吉ほど若くはないのが気がかりですが。
「又佐」とは、藤沢周平『風の果て』の桑山又佐衛門からきているとのこと。
もしかすると私たちのこころの中に普通にあることで、
そのゆり動く気持の水面がみえてくるような
そんな情景が浮かんできます。
初版は、僕は高校卒業の年です。
その年にならないと出会わない本があるのかもしれません。
コメント有難うございます。
この記事を一番伝えたかった方から早速にコメントが入って嬉しいです。
次は
「又佐衛門」のでてくるのを読みたいですね。
山形に記念館ができたそうですね。
鎌倉からなら
行けそうですね。
私もかって藤沢周平の幾つかは読んでいるのですが
今度のようにリアルに読めたことは初めてです。
この短編1つだけでも
記録されるべき国民的作家だといえますね。
映画に、できれば、風の果ての映画にエキストラででることです(笑)
今、公開中の映画、大ヒット上映中の
「必死剣 鳥刺し」も見に行こうと思ってます。
藤沢作品の凄いところは、幾多に出てくる
秘剣は、すべて実在した剣とのことです。
これまた引き込まれるところです。
やっぱり人間って、ほんものに引き込まれるのでしょうかね。
見ました。
ブログ記事に
簡単に書きました。