介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

黄色いバラ

2008-01-10 06:24:28 | 映画・読書
【おひとりさまの老後】
連れ合いが読みかけ中の本。
上野千鶴子著。(法研)。ベストセラーということで、天邪鬼の私はこれまで読まずにいたが、小気味良い文章で、文献やサイトの紹介も多く、これなら読まれるはずだと納得した。
わが家では、お墓に関する章に関心があるようですが・・

「遺したら残された人が困るようなものは早めに処分しておくこと」
(おひとりさまの死に方5か条、その2.p258~p260)

6号館208号室。このブログの読者では5名程度が入室していると思うのですが、
「これが大学の先生??」と驚くほどのがらんどう。
5回も大学を引越し、そのたびにもの(本)が少なくなってきた。

【すし職人、82歳現役】
おととい、8日夜のNHK「プロフェショナル」ご覧になった方も多いと思いますが、
7歳に丁稚方向に出てから82歳の今日までずっと働いてきた。
「やめても帰るところがなかった」
「お客様の前に立つ段階に仕事の9割が終わっている」
・・「手当て」といわれる下働き。

「・・すぅーと、消えるように死にたいです。あれっ、あの人どうしたの?という具合にね」と話していたのが印象に残りました。

*茂木健一郎のブログ「クオリア日記」8日の項。

【マルクス・アウレーリウス】
『自省録』(岩波文庫、神谷美恵子訳)を帰りのJR電車で立ち読み。

「我々は急がなくてはならない。それは、単に時々刻々死に近づくからだけではなく、物事にたいする洞察力や注意力が死ぬ前にすでに働かなくなってくるからである」(第3巻の1。p35)
のくだりを読んで、思わず本を閉じました。
ローマ帝国の昔から変わらない。

*『自省録』については、「鹿児島散歩」(このブログのBOOKMARK下から2番目)2008.01.02の記事から知りました。

【黄色いバラ】
陰気臭い話をごめんなさい。

最近、ハマッテいるブログ「奄美・加計呂麻島なんでもありBLOG」
の8日の写真と記事「同居人からのプレゼント」には、ブログ仲間からの祝福が沢山。
春の雰囲気があります。

*このブログのBOOKMARK真ん中。
*ブログネーム「何でもあり」さんが書いた案内記事
「加計呂麻島に住んで知る、シマ暮らしの奥深さ」は、奥深い。
(双葉社、『奄美の島々の楽しみ方』2007。p196-p200)
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
恐縮です (genesislife)
2008-01-10 17:37:39
 紹介していただいて恐縮です。

 私はいい加減ですが自省録は確かです。

 ※南洲翁遺訓探して読もうと思ってます。

 どうも天邪鬼な性格のため「読め!」と言われると反発し今まで読んでませんでした(お恥ずかしい話;)
奄美を知りたい。 (岩清水)
2008-01-10 19:48:58
「奄美・加計呂麻島なんでもありBLOG」のカテゴリーの中の「戦跡」や「覚書」を少し覗きました。知らないことばかりです。私も、この時代のことが頭を離れないのですが、詳しい状況はその地域から情報でなければわかりません。とても参考になります。これから読んでいこうと思います。奄美の島々は航空機の窓から観ただけです。とても興味深いです。
Unknown (何でもあり)
2008-01-10 22:24:03
「我々は急がなくてはならない。……」のくだりを読んで、何でもありは思わずExplorerを閉じてしまいました。我ながら笑えます。

また、『奄美の島々の楽しみ方』の記事とブログの紹介、ありがとうございます。励みになります。

上のコメント欄で岩清水さんが「覚書」に触れて下さっていますが、続きを預かっているんです。皆さんにお読みいただけるように入力しますので、続きはもう少々お待ち下さいませ。

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