介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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【専門雑誌から】『けんぽれん海外情報』No.77

2008-04-01 15:51:51 | 医療
【医療に関する情報】
医療に関する情報は、毎日の暮らしで欠かせないものですから、皆さんはそれぞれに医療に関する情報源をおもちでしょう。

私が、おすすめするのは、
医療サービスを提供する側の

日本医師会

と、
医療費を支払う側の

健保連

の情報を批判的に読むことです。

*その上で、政府の基礎情報や、中立的なシンクタンク、医療政策の専門家(例:このブログでも著作を講読してきた二木 立先生:日本福祉大学教授)へと、進むとよいでしょう。

【それぞれに専門のセクションが】
日本医師会には、「日医総研」(日本医師会総合政策機構)が、
健保連には、「調査研究事業」を行うセクションがあります。

【医療費を支払う側が行っている医療費に関する研究】
健保連の「調査研究事業」では、長年、国際比較研究など基礎的な研究を行っています。
*いつもこのブログで紹介している「けんぽれん海外情報」(今号は、2008/3)は、健保連のホームページには掲載されていませんでした。

今号は、
○ アメリカ大統領選挙にみる医療保障改革

○ 諸外国のプライマリケアと外来診療報酬(ドイツ、フランス、カナダ)

の2つについて、専門家の論考を掲載しています。(A4版で29ページ)

【アメリカの医療】
アメリカの医療保険については、これまでもこのブログで何度か触れています。

健保連のこの号では、
関 ふ佐子(横浜国立大学准教授)先生によって、
アメリカ大統領候補の
 共和党:マケイン
 民主党:ヒラリー、オバマ
について、主として、最近のウェブサイトから、提案の比較研究をしています。

私が知るところ、このテーマでは、もっとも詳しい方のお一人のように思います。

・アメリカにおける公的な医療保障に関する政策論の歴史
・最近におけるいくつかの州での公的な医療保障
・医療保障の各面に関しての3候補の比較対象

がまとめられています。

【見通し】
著者は、このテーマをフォローしてきたが、結論は、
両党の間の意見の相違が大きく、「まだ、なんともいえない。実現は難しいが推移を注目していきたい」というものである。
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