介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

第3490号 第22回社会福祉士国家試験直前のおさらい:あと5日

2010-01-26 05:43:06 | 国家試験
写真は、加計呂麻島。徒然なる奄美 2010.01.26からお借りしています。


第3489号 第22回社会福祉士国家試験直前のおさらい:あと6日 の続き。

今日の科目は、「高齢者に対する支援と介護保険制度」です。
従来の科目の「老人福祉論」と「介護概論」の一部が相当すると考えられます。
以下は、第21回(2009年)の問題から3問あげています。

        *        *        *

問題1 地域包括支援センターが行う包括的・継続的マネジメント支援事業に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 包括的・継続的マネジメント支援事業は、要介護状態等となるおそれの高い高齢者が、要介護状態等となることを予防するための事業をさす。
2 老人クラブなどの地域における社会資源の活用までは期待されていないが、医療機関を含めた関係機関と地域の介護支援専門員間の連携支援が求められている。
3 地域の介護支援専門員の資質向上のため、事例検討会や研修の実施、制度や政策等に関する情報提供等を行う。
4 介護支援専門員の日常的な業務の円滑な実施を支援する介護支援専門員のネットワーク構築は、専ら、介護支援専門員協議会が担うことになっている。
5 支援困難事例については、関係機関との連携の下、地域包括支援センター運営協議会に諮り、具体的な支援方針を検討し、指導助言を行う。

問題2 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 認知症高齢者に見られる症状や行動の判定は、複数回の検査結果をもとに平均値をとることになっている。
2 認知症高齢者ケアの方針の作成は、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準と障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)の判定の双方を必要とする。
3 何らかの認知症の症状や行動を有するが、一人で在宅生活を行っている人の場合は、日常生活自立度判定基準には該当しない。
4 夜間を中心として日常生活に支障を来たすような症状・行動や意思疎通の困難さが見られ、介護を必要とする場合はⅡbのランクと判断される。
5 著しい精神症状や周辺症状あるいは重度な身体疾患が見られ、専門医療を必要とする場合はⅢbのランクと判断される。

問題3 高齢者福祉政策に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 老人福祉法は、人口の高齢化率が7%を超えて我が国が高齢化社会に入った1960年代に制定された。
2 高齢社会対策基本法(平成7年制定)に基づき、厚生労働大臣を長とする高齢社会対策会議において、高齢社会対策大綱の案が毎年作成される。
3 「ゴールドプラン」を改定して作成された「新ゴールドプラン」(平成6年)では、「利用者本位・自立支援」が基本理念の一つとして提示された。
4 「新ゴールドプラン」の後に作成された「ゴールドプラン21」(平成11年)では、介護保険制度実施10年後のサービス目標が設定されている。
5 平成17年の介護保険法の改正により、要支援者に対する予防給付が新たな給付として導入された。


解答は、P3454 を参照ください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第3489号 第22回社会福祉士国... | トップ | 第3491号 雪に耐えて梅花麗しく »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国家試験」カテゴリの最新記事