【修士論文も第4コーナー回る】
さっきまで
修士2年Qさんと演習(今年度通算第24講)。研究室にて、13:00~14:30。
写真は、今日の6号館。(私の研究室はこの2階です)秋晴れです。
修士論文の最終段階。
10月24日提出締め切りの「要旨」(10月30日の中間報告に使用)の内容。
あさって、学部の「社会福祉概論」で短い発表をお願いしているので、その下打ち合わせ。
【園芸ケアは「音楽ケア」から】
「園芸ケア」という概念を思いついて、特に説明のないまま、このブログのカテゴリとして使い出しました。
そのきっかけは、『音楽ケア』(2008、西村ひとみ)いう音楽療法士の方が書いた本を読んで(このブログ第1683号、10月10日付)、
「・・音楽療法という医学的な観点は狭義な知見であり、実践は日常生活に有効に利用しなくてはならない」(同書、p.31)
という箇所からヒントを得たのです。
今日、Qさんにそのことを話した感触では悪くはない顔つきでした。
【Googleでは・・】
念のため、Googleで”園芸ケア”で検索してみました。
検索結果は、18件でした。
なんと、第1位と第2位は、この私のブログ(カテゴリ欄)でした。
以下の、エントリーを調べて「園芸ケア」として使用されているのは、僅かに次の1件でした。(広島県にあるグループホーム)
自立生活ホーム花もよう
この施設の活動の説明に、「園芸ケア」が使われ、実際の活動にも「園芸」がケアの中に使われていました。
「園芸療法」を中心として、日本では園芸学や作業療法学といった自然科学系の学問が主流ですから、「園芸ケア」という発想はなかなか出てこないですね。
ともかく、広島のこの施設が日本における「園芸ケア」の第1号であるようです。
【音楽ケアに戻り・・】
ここからは、蛇足ですが、
Google検索では、
「音楽ケア」は、352件ヒット
「音楽介護」が、1750件ヒットしています。
*上記の『音楽ケア』の著者の西村仁美さんの略歴に、専門学校で「音楽介護」を教えている・・p.140 とあったのを思い出したからです。
→このあとは、調べたことをこのブログ「音楽ケア」に書いていきます。
さっきまで
修士2年Qさんと演習(今年度通算第24講)。研究室にて、13:00~14:30。
写真は、今日の6号館。(私の研究室はこの2階です)秋晴れです。
修士論文の最終段階。
10月24日提出締め切りの「要旨」(10月30日の中間報告に使用)の内容。
あさって、学部の「社会福祉概論」で短い発表をお願いしているので、その下打ち合わせ。
【園芸ケアは「音楽ケア」から】
「園芸ケア」という概念を思いついて、特に説明のないまま、このブログのカテゴリとして使い出しました。
そのきっかけは、『音楽ケア』(2008、西村ひとみ)いう音楽療法士の方が書いた本を読んで(このブログ第1683号、10月10日付)、
「・・音楽療法という医学的な観点は狭義な知見であり、実践は日常生活に有効に利用しなくてはならない」(同書、p.31)
という箇所からヒントを得たのです。
今日、Qさんにそのことを話した感触では悪くはない顔つきでした。
【Googleでは・・】
念のため、Googleで”園芸ケア”で検索してみました。
検索結果は、18件でした。
なんと、第1位と第2位は、この私のブログ(カテゴリ欄)でした。
以下の、エントリーを調べて「園芸ケア」として使用されているのは、僅かに次の1件でした。(広島県にあるグループホーム)
自立生活ホーム花もよう
この施設の活動の説明に、「園芸ケア」が使われ、実際の活動にも「園芸」がケアの中に使われていました。
「園芸療法」を中心として、日本では園芸学や作業療法学といった自然科学系の学問が主流ですから、「園芸ケア」という発想はなかなか出てこないですね。
ともかく、広島のこの施設が日本における「園芸ケア」の第1号であるようです。
【音楽ケアに戻り・・】
ここからは、蛇足ですが、
Google検索では、
「音楽ケア」は、352件ヒット
「音楽介護」が、1750件ヒットしています。
*上記の『音楽ケア』の著者の西村仁美さんの略歴に、専門学校で「音楽介護」を教えている・・p.140 とあったのを思い出したからです。
→このあとは、調べたことをこのブログ「音楽ケア」に書いていきます。
林庸司氏(2007)は、「“Therapy”の語源から見た音楽療法」の中で、セラピーという言葉は、ギリシャ語の“thrapeia”に語源があるとされている。この意味は”medical treatment”(医学的処置)と”attendance”という二つの意味があった。Attendanceには、「そこに居合わせること」「手を差し伸べること」「注意を差し向けること」「世話をすること」「見守ること」などを意味し、すなわち、メディカルな処置だけが「セラピー」ではなく、非常に奥行きと幅のある営みのことを指しているといえる。
相互のやりとり、注意深い豊かなケアなどの態度で、クライエントと相互に関わること自体がすでに「セラピー」であることを示している。
前者はCure(治療する)であるのに対して、後者はcare(ケア)であるとみなすことができる。
参考文献:「音楽療法の現在」人間と歴史社、2007
日々の暮らしのケアに音楽がどのような存在であるのか?施設では、お風呂に入る時に歌う、食事の時にBGMを流している、音レくとして相互交流するなど、個人の音楽嗜好を知る、などの音楽利用が常にケアの技術として生かされています。
さらに、園芸療法や作業療法とのコラボも考えられると思いますが・・。いかがでしょうか。
コメントありがとうございます。
御著「音楽ケア」を持っている鹿児島の4人はいわゆる臨床家であり実践者ですが、私は普通の老人です。
attendance の意味があったとは知りませんでした。
日本語の「療法」や「介護」の語感とは少しずれますね。そこで「音楽ケア」であり「園芸ケア」という用語も意味を持つように思います。
ご指摘のように、音楽も園芸も有力な一つの要素であって、様々なコラボがあって当然ですね。ちょうど、私達の生活が多様であるように。
園芸療法の安川先生(金沢)も園芸は一つの方法であっていろいろの方法が一緒に地域ケアを支える・・という視点を話しておられました。