【佐々木俊尚】
この方の新著「2011年 新聞・テレビ消滅」(文春新書、2009年7月)は、本屋さんで立ち読みでした。
『文芸春秋』10月号の論文pp.342-350
は、「記者が大量失業する時代」という小見出しがついています。
*佐々木俊尚は、私のブログでもインターネットと社会という視点で何度か(下記)登場しています。元毎日新聞記者でIT関係に詳しい。社会福祉などにはさほどの関心はないようですが。
2009.07.29 第3051号
2008.10.04 第1650号
2008.10.03 第1640号
2008.10.01 第1636号
2008.06.11
2008.01.15
【論文の要点】
朝日新聞が、各県にある支局を再編する(九州ブロックに1箇所とか)案を検討中
朝日新聞の3月期決算 最終損益 139億円の赤字
朝日社員は 5,500人。記者は2千数百人。
毎日 3,200 1,400
「押し紙」問題(今年6月)週刊新潮で報じられる。
・・公称部数の水増し 朝日34% 毎日57% 読売18% 産経57%
→読売新聞vs新潮社 裁判中
新聞の6割方は発表もの(例:各省庁からの統計など)
新聞の淘汰はアメリカで進行中(「新聞崩壊先進国」)2000年頃からの解雇された記者数の累計:6万人以上
新聞広告費 1兆円前後→2008年 8300億円へと減少
【私もこのブログで】
こういった経営上の構造変化による危機が進行しているのですが、
私もこのブログで
私憤のような記事でしたが、メディアの崩壊を垣間見たような記事を書いています。
*第3137号 2009.08.24
第3131号 2009.08.19
この方の新著「2011年 新聞・テレビ消滅」(文春新書、2009年7月)は、本屋さんで立ち読みでした。
『文芸春秋』10月号の論文pp.342-350
は、「記者が大量失業する時代」という小見出しがついています。
*佐々木俊尚は、私のブログでもインターネットと社会という視点で何度か(下記)登場しています。元毎日新聞記者でIT関係に詳しい。社会福祉などにはさほどの関心はないようですが。
2009.07.29 第3051号
2008.10.04 第1650号
2008.10.03 第1640号
2008.10.01 第1636号
2008.06.11
2008.01.15
【論文の要点】
朝日新聞が、各県にある支局を再編する(九州ブロックに1箇所とか)案を検討中
朝日新聞の3月期決算 最終損益 139億円の赤字
朝日社員は 5,500人。記者は2千数百人。
毎日 3,200 1,400
「押し紙」問題(今年6月)週刊新潮で報じられる。
・・公称部数の水増し 朝日34% 毎日57% 読売18% 産経57%
→読売新聞vs新潮社 裁判中
新聞の6割方は発表もの(例:各省庁からの統計など)
新聞の淘汰はアメリカで進行中(「新聞崩壊先進国」)2000年頃からの解雇された記者数の累計:6万人以上
新聞広告費 1兆円前後→2008年 8300億円へと減少
【私もこのブログで】
こういった経営上の構造変化による危機が進行しているのですが、
私もこのブログで
私憤のような記事でしたが、メディアの崩壊を垣間見たような記事を書いています。
*第3137号 2009.08.24
第3131号 2009.08.19
先生のご経験では大新聞の記者に憤慨されたことも多かったようで、大新聞嫌いがなぜかわかるような気がします。
私は地方紙や全国紙から職務上で取材の対応をしたことがありましたが、幸い丁寧な取材をしてもらえました。先生が閉口した記者連中のようなのが来たら新聞嫌いになったのかもしれません。
ところで新聞はついに曲がり角に来たのでしょうか。道州制が一つのポイントのような気がしましたが、思ったより早いようです。
朝日新聞は来春から与次郎の南日本新聞の工場で鹿児島向け紙面の印刷を始め、産経新聞も毎日新聞に頼んで今秋から九州向けの印刷を始めるなど、もはや新聞業界は最終決戦の形相なのでしょうか。
ただ、自分らの世代でも定期購読するのは変わり者の類いになっています。(自分は南日本新聞を取っていますが、夕刊が無くなって夕方が物足りなく思ってます。)
ささやかな望みの夕刊の復刊とかは、もはや夢のような話しでしょうか。
コメントありがとうございました。
大都市では夕刊○○などが
通勤のサラリーマンによって続いているようですが鹿児島では難しかったようですね。
ブックマークしている
BuraBuraさんの記事で事情を知ったことがあります。
確かに新聞業界は、“新聞離れ”という現実を“活字離れ”として現実逃避した経過があります。
ラジオやテレビが台頭してきた時代とネットが普及している現代では社会状況が全く違います。
今後、新聞業界の進む道がどうなるか?
この業界で生計を立てている者にとっては不安です。
ひょっとしたら数年後はネット難民ならぬ“新聞業界難民”になっているかも…