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第2946号 日本民族の多様性:岡本雅享氏の講演

2009-05-31 08:03:21 | 地球→ドイツブログ
詳しいプログラムがアップされていませんが、

カナダ・プロジェクト九州カンファレンス

今回のテーマが、
Does Diversity Matter? (多様性は重要か)
です。

紹介するのは、その基調報告。岡本雅享氏(福岡県立大学)による
「日本民族単一論ではなく多様性を見出す」(正確なタイトルは失念)という内容です。

○ 2030年には、外国人は500万人に達すると推測される。

○ Xenophobia (外国人嫌い)

○ 明治維新は、外国との開国と同時に、各藩の開国でもあった。

○ 日本民族単一論の誤り

○ 蝦夷、出雲、隼人などの多様な文化

【文献】

岡本雅享 日本における民族の創造 2008

*フルテキストではありません。

岡本雅享 言語普通の列島から単一言語発言への軌跡 福岡県立大学人間社会学部紀要 2009、Vol.17 No.2 11-31

【感想】
長いあいだ「日本民族単一論」を教えられて、私自身も盲信していましたので新鮮でした。
国際化が進む中で、日本民族がむしろ地域ごとの多様性を持つ歴史をもってきたことを再発見することで、国際社会へ発信していく途を見出すことが出来るのではないか?とは、岡本氏の希望。

反面、戦後は、政治・経済・文化と一貫して東京への一極集中を強化してきたので、もう後戻りの余地はないのかもしれないという絶望感もありますね。

*地方経済の疲弊、テレビ文化による方言の喪失

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