介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第2648号 花冷えの午後 天満敦子♪を聴く

2009-03-28 18:09:24 | 音楽ケア→別ブログ
【北海道で♪に目覚める】
50歳後半で北海道の田舎に単身赴任。5年間厳寒の冬にふとしたきっかけでバッハのCDを聴くようになりました。札幌へはJRで1時間の学園街でしたが、その頃は毎週のように札幌へCDを買いに行きましたね。

40歳の頃、ドイツに3年住んでいた時は、バッハはもちろん教会などで生演奏を聞いているのですが、今思うと「聴いた」とはいえないようです。

人には、「出会い」というものがあって、「聞こえていても」「聴いていない」ことがありますね。

【シャコンヌ】
バッハのシャコンヌが今日のプログラムに入っていました。
*「無伴奏パルティータ第2番ニ短調BWV1004シャコンヌ付き」というのですね。

学生時代、僅かの期間(3年の初め)政治思想史の丸山真男先生のゼミに属したことがあります。(すぐに、労働法のゼミに「移籍」)そのせいで、この大先生のことは私なりにフォローをしてきました。

その葬儀の際に、このバッハのシャコンヌが(先生のいわば遺言で)演奏されたことを中野 雄『丸山真男 音楽の対話』(文春新書、1999年)で知りました。
*しかも、なんと天満敦子さんの演奏だったという。

【望郷のバラード】

天満敦子オフィシャルサイト

今日は、前半8曲、後半はシャコンヌを含む3曲、アンコール2曲=13曲でした。
日本の子守唄の編曲などヴァイオリンの幅広い音色を楽しみました。

私が一番いいな、と思ったのは、11番目(プログラムの最後)の「望郷のバラード」(ポルムべスク)でした。抜きん出て素晴らしいと思いました。
*このルーマニアの曲に関しては、高樹のぶ子『百年の預言』で話題になった。
*肝心?の「シャコンヌ」があまりピンとこなかった。

【知覧のこと】
前半が終わって、舞台で簡単な挨拶。「鹿児島には何年ぶりかで・・来たかった」の言葉には実感がこもっていて拍手喝采でした。

その中で、昨日、知覧へ行かれた話をされた。印象に残ったのは、「以前知覧にいったときはモット身近な展示だったような気が・・」といわれたことです。「多くの方に見てもらうにはやむをえなかったのでしょうが・・」と付け加えられた。
*ネットで調べると、昭和60年から2年間大規模な改装工事がされたようだ。
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