そのうち、
阿部 實教授の研究ノート
「福祉・保健・医療政策と高度福祉専門職の養成と研修体制」pp.117-215
の構成と要点を紹介します。
阿部先生は、京極高宣先生(元同大学の学長を長く勤めた)の後任として、日本社会事業大学から厚生省(当時)「社会福祉専門官」として出向され、社会福祉の専門職関係では多くの専門的な著作で知られています。
*残念ながら、HPやブログはなく、インターネット上で先生のお考えを知る機会は少ないです。(本稿もまだオンラインではないです)
【論文の構成】
Ⅰ 福祉・保健・医療政策と専門職の歴史的形成と展開
Ⅱ 高度福祉専門職の職業的専門性とは何か
*著者は、「高度福祉専門職」とは、社会福祉士(ソーシャルワーカー)をイメージしている。
Ⅲ 高度福祉専門職の養成と研修体制
【現任訓練や研修体制の課題】
pp.124-125
○ 研修に参加しやすい環境の整備
○ 各種研修の相互連関性への配慮
○ 各分野合同の研修プログラムの設置
○ 研修の重複を少なくするための検討
○ 専用の研修施設の設置
○ 研修講師の発掘・人材の要請
○ 教育養成機関と研修機関の人事交流制度
*平成18年度日本社会事業大学社会事業研究所の共同研究の報告を踏まえている。
共同研究者として、金井一薫、平野方紹、下垣 光らの名前があがっている。
阿部 實教授の研究ノート
「福祉・保健・医療政策と高度福祉専門職の養成と研修体制」pp.117-215
の構成と要点を紹介します。
阿部先生は、京極高宣先生(元同大学の学長を長く勤めた)の後任として、日本社会事業大学から厚生省(当時)「社会福祉専門官」として出向され、社会福祉の専門職関係では多くの専門的な著作で知られています。
*残念ながら、HPやブログはなく、インターネット上で先生のお考えを知る機会は少ないです。(本稿もまだオンラインではないです)
【論文の構成】
Ⅰ 福祉・保健・医療政策と専門職の歴史的形成と展開
Ⅱ 高度福祉専門職の職業的専門性とは何か
*著者は、「高度福祉専門職」とは、社会福祉士(ソーシャルワーカー)をイメージしている。
Ⅲ 高度福祉専門職の養成と研修体制
【現任訓練や研修体制の課題】
pp.124-125
○ 研修に参加しやすい環境の整備
○ 各種研修の相互連関性への配慮
○ 各分野合同の研修プログラムの設置
○ 研修の重複を少なくするための検討
○ 専用の研修施設の設置
○ 研修講師の発掘・人材の要請
○ 教育養成機関と研修機関の人事交流制度
*平成18年度日本社会事業大学社会事業研究所の共同研究の報告を踏まえている。
共同研究者として、金井一薫、平野方紹、下垣 光らの名前があがっている。
阿部先生の研究は,社会福祉学の基礎理論や貧困研究という,社会福祉学の「原理」研究ですから,どうしても難しい議論になるのですが,こういう議論を研究者の中でのみ行うのではなく,広く社会化してもらい,今の社会福祉政策と「原理」との食い違いについて,もっと一般化してほしいものです。・・・でも阿部先生の講義は,とても難しいのですが。(大学院の講義についていくのは,かなり大変でした)
大学教員の「資格」に,論文の実績が求められますが,いわゆる刊行物による論文だけでなく,インターネット上に掲載された論文も研究業績として認めてほらえたら,とてもうれしいですね。特に若手研究者は,これにより積極的に「電子論文」を公表するでしょうし,「言語化」をよりしやすい環境を整えることで,社会福祉学においては「研究」と「実践」のコラボレートが行われやすくなるのでは,という気がしてなりません。
コメントありがとうございます。
社会福祉の先生方のHPやブログの発信は少ないですね。
これからは、ITとそれに英語での発信が不可欠ですね。