写真は、奄美大島の名瀬湾。光の中で 2010.01.10からお借りしました。
第3455号 第22回社会福祉士国家試験まであと22日
の続きです。
【第21回の出題から】
昨年は、ホームレスの実態に関する出題があって新鮮でした。
ですが、「公的扶助論」の問題は、毎年、きわめて安定しています。
内容は易しくはないが、勉強すれば必ず報いられる科目ですね。
第21回の出題から、基本的なもの3題を選びました。
* * *
問題24 生活保護法の基本原則に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 保護は、要保護者とその扶養義務者の申請にもとづいて開始することを原則とし、それ以外の同居の親族等による申請は認められない。
2 無差別平等が原則なので、個々の世帯状況に配慮して保護の種類や方法の決定を行うことは許されない。
3 保護水準は、最低限度の生活水準を超えるものでなければならない。
4 生活保護の要否や程度の決定は、原則として世帯を単位として行うが、ここでいう世帯とは、同じ住居で生活し、生計を一つにしている親族を意味している。
5 保護基準には、保護の要否を判定するとともに、保護費の支給の程度を決定すうという2つの機能がある。
問題26 生活保護制度における扶助の範囲と方法に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 生活扶助は、衣食その他日常生活の需要を満たすために必要なものや移送について行うものであり、原則として金銭給付である。
2 教育扶助は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校等の修学費ついて行うものであり、原則として金銭給付である。
3 住宅扶助は、家賃等の住居費用、家屋に必要な水道設備等の修理・補修費用等について行うものであり、原則として現物給付である。
4 医療扶助は、診察、薬剤又は眼鏡等の治療材料等について行うものであり、原則として金銭給付である。
5 介護扶助は、要介護者に対して居宅介護、住宅改修等を、また要支援者に対して介護予防、介護予防住宅改修等を行うものであり、原則として金銭給付である。
問題28 近年(平成9年度から18年度)の生活保護の実態調査における全国的な特徴に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 保護率は、「市部」より「郡部」が一貫して高い。
2 世帯人員別保護世帯数の構成比をみると、「一人世帯」が「二人世帯」より一貫して多い。
3 保護の受給期間別保護世帯数の構成比をみると、「1年~3年未満」が「10年以上」より一貫して多い。
4 世帯業態別保護世帯数の構成比をみると、「稼動世帯」が「非稼動世帯」より一貫して多い。
5 保護の廃止理由別保護世帯数の構成比をみると、「傷病の治ゆ」が「死亡・失そう」より一貫して多い。
* * *
→解答とコメントは、坂之上介護福祉研究会 P3101
第3455号 第22回社会福祉士国家試験まであと22日
の続きです。
【第21回の出題から】
昨年は、ホームレスの実態に関する出題があって新鮮でした。
ですが、「公的扶助論」の問題は、毎年、きわめて安定しています。
内容は易しくはないが、勉強すれば必ず報いられる科目ですね。
第21回の出題から、基本的なもの3題を選びました。
* * *
問題24 生活保護法の基本原則に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 保護は、要保護者とその扶養義務者の申請にもとづいて開始することを原則とし、それ以外の同居の親族等による申請は認められない。
2 無差別平等が原則なので、個々の世帯状況に配慮して保護の種類や方法の決定を行うことは許されない。
3 保護水準は、最低限度の生活水準を超えるものでなければならない。
4 生活保護の要否や程度の決定は、原則として世帯を単位として行うが、ここでいう世帯とは、同じ住居で生活し、生計を一つにしている親族を意味している。
5 保護基準には、保護の要否を判定するとともに、保護費の支給の程度を決定すうという2つの機能がある。
問題26 生活保護制度における扶助の範囲と方法に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 生活扶助は、衣食その他日常生活の需要を満たすために必要なものや移送について行うものであり、原則として金銭給付である。
2 教育扶助は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校等の修学費ついて行うものであり、原則として金銭給付である。
3 住宅扶助は、家賃等の住居費用、家屋に必要な水道設備等の修理・補修費用等について行うものであり、原則として現物給付である。
4 医療扶助は、診察、薬剤又は眼鏡等の治療材料等について行うものであり、原則として金銭給付である。
5 介護扶助は、要介護者に対して居宅介護、住宅改修等を、また要支援者に対して介護予防、介護予防住宅改修等を行うものであり、原則として金銭給付である。
問題28 近年(平成9年度から18年度)の生活保護の実態調査における全国的な特徴に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 保護率は、「市部」より「郡部」が一貫して高い。
2 世帯人員別保護世帯数の構成比をみると、「一人世帯」が「二人世帯」より一貫して多い。
3 保護の受給期間別保護世帯数の構成比をみると、「1年~3年未満」が「10年以上」より一貫して多い。
4 世帯業態別保護世帯数の構成比をみると、「稼動世帯」が「非稼動世帯」より一貫して多い。
5 保護の廃止理由別保護世帯数の構成比をみると、「傷病の治ゆ」が「死亡・失そう」より一貫して多い。
* * *
→解答とコメントは、坂之上介護福祉研究会 P3101
生活保護の原理と原則を中心に出すので、学習の的が絞りやすいですね。その割に10問も出してくれるので、サービスしてくれているの?といさえ感じます。
トライしましたら3題ともに正解しました。
テストが終わってまるつけをした時に、嬉しくて涙が出てきました(笑)
今日も3問とも解けて良かった。
今、社会福祉士の国家試験に向けて丁寧に勉強をしなおしています。
去年と違って大きく構えて勉強をしています。
問題をポンポン解いていくよりも、解説をじっくり読んで流れをつかむように関連付けて記憶しています。
合格する自信はないのだけれど、楽しく勉強出来ているからよし、としています。
コメントありがとうございます。
今度の試験からは新カリキュラムなので
科目数が19科目。
それで、
公的扶助論は
8題か6題という線もあるのでは?
と予想しています。
・試験問題を基礎知識に
・政策論争から
・実務研究までが
多くの人によって共有されるようになって欲しいですね。
その点
・すでに社会福祉士資格をおもちのうえに
・理論的な研究を継続されていて
・実務家でもある
さはらさんなどにコメントをいただけるなんて
光栄です。
だったら
退職後も(2011年4月以降)
この「試験対策」ものシリーズも
多数ある類似サイトとは別の存在意義があるのか?
とも思いますね。
コメントありがとうございます。
私は(ここだけの話)公的扶助論は苦手です。
おそらく
20歳代の半ば
当時福祉事務所に勤務する妻から
私の理論倒れを笑われたトラウマでしょうね。
それは
ともかく
この調子では
JUNKOさんは公的扶助論は
稼ぎどころですね。
ただし、出題数はかなり減るのでは?
年末年始
寝込んでいて
調子がでませんでしたが
3週間をきると
さすがに
何とかお手伝いをしたいな
と思うようになってきました。