今朝はぐっと涼しかった。
地元NHKの番組
0800-0825
鹿児島では、農村部で空き家が増えている
というルポ(再放送)
県全体で7万戸、世帯数の13%が空き家だという。
地域によっては5軒に1軒が空き家のまま。
都市部への人口集中のもうひとつの側面。
サンデープロジェクト
(テレビ朝日系、鹿児島では7チャンネル)
をみる。(1000-1145)
岡山市や千葉市の財政をめぐる問題は実は
中央官庁(総務省。昔の自治省)のエリートが
関係しているというルポ。
瀧井宏臣という人の書いた
『農のある人生ーベランダ農園から定年帰農まで』
(中公新書1902。2007-6月刊、210ページ、800円+税)
を読む。
我が家でも
パートナーが、毎週1泊で大隅半島に行き
義母の世話をしているが
空いた時間は庭の草取りをしている。
これが気分転換になるようだ。
帰りに、畑から、大葉やトマトなど
庭続きの畑にあるものをリュックに入れて帰る。
(近所の知り合いが作っている)
私自身は
庭のある生活にはあまり縁がないが
今年勤務する大学院に「園芸療法」をテーマとする
院生が入学して、その担当となり
最近は院生の話がわかる程度に
多少の基礎的な勉強をしている。
この『農のある人生』の話に戻って・・
もとNHK社会部記者である著者が
全国でさまざまな「農を生活に」
と実践している人を取材して紹介している。
幾つかの事例:
・屋久島で自然保護団体の事務をしながら
ポンカンなどを作っている人(p135)
・北海道で農林部長や副知事(農業担当)まで勤めた方が
副知事の任期途中で農家になった例(p146)
・宮崎県綾町の話は有名ですが、町長になった人の森を守り
「一坪菜園運動」などの提案と成果の経過(p182)
こうしてみると
誰か、具体的な人間の「こころざし」
のようなものがあってこそ物事が進むという話ですね。
先生のブログを久しぶりに
見せて頂きました。
最近、我が家(居候ですが)の裏庭で
枝豆の収穫が終えようとしています。
枝豆というのは、日本人のお酒の席には
必ずといっていいほどあるような気がしますが、
近頃は、冷凍食品(中国産?)が横行している様で
裏庭(北海道産)の枝豆は何となく美味しかったです。
産地と言うもので、
人間の味覚が変化する様で不思議です。
話が、まとまらなくなってきましたが、
野菜や花を趣味で作って育てている方の
顔の表情は素敵です。
活き活きしていて、大変だけど楽しいようです。
収穫の喜びを分かち合う事や見る、食べる楽しみは
私の仕事です。
何か、最近、昔からあった何か大切な事を
自分は忘れているような気がしました。
夏枯れの感がありましたが
北海道の季節をありがとうございました。