厚生労働省は、昨日、11月10日のホームページで
薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会(第6回10/27)
の資料をアップしています。
タイトルのとおり、薬害肝炎事件の検証が目的の委員会です。
第1回の委員会は、2008年5月23日に行われ、これまでの会議資料や議事録も公開されています。
今回は、一つの区切りの会議のように思われましたので、引用しました。
委員は、薬害肝炎の被害者(原告団)の他、医学、薬学、法学などの専門家から構成されています。
○ 今後の進め方
○ 既存資料
○ 各地方裁判所の判決から
○ 薬事行政の経緯
など、基礎的な資料が含まれています。
【繰り返された薬害】
今回の資料にもでていますが、サリドマイド、スモン、HIV、薬害肝炎と薬害は繰り返されています。
今回は、これまでのすべてを総括しようとする悲壮感さえ漂う検討会のように思われます。
この間に、「薬務局」という組織は解体されて「医薬食品局」となっています。
「医療」ということから厚生労働省の所管になってきたものですが、
アメリカの食品薬品庁の例を挙げるまでもなく、年金、医療、福祉、労働などの問題と一緒の大臣で担当するような問題ではないような気がします。
・国際的な情報からの遅れ
・医療側の対応の遅れ
・薬剤メーカーの商業主義
・長引く裁判
これらが繰り返されてきました。
*写真は、(いつものように)テーマとは関係ないのですが、JR金沢駅西口です。
2008年10月26日朝7時ごろです。
真ん中の金具のようなものは、「石川」の文字をデザインした石川県のシンボルマークを裏から見た格好ですが、醜悪ですね。
薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会(第6回10/27)
の資料をアップしています。
タイトルのとおり、薬害肝炎事件の検証が目的の委員会です。
第1回の委員会は、2008年5月23日に行われ、これまでの会議資料や議事録も公開されています。
今回は、一つの区切りの会議のように思われましたので、引用しました。
委員は、薬害肝炎の被害者(原告団)の他、医学、薬学、法学などの専門家から構成されています。
○ 今後の進め方
○ 既存資料
○ 各地方裁判所の判決から
○ 薬事行政の経緯
など、基礎的な資料が含まれています。
【繰り返された薬害】
今回の資料にもでていますが、サリドマイド、スモン、HIV、薬害肝炎と薬害は繰り返されています。
今回は、これまでのすべてを総括しようとする悲壮感さえ漂う検討会のように思われます。
この間に、「薬務局」という組織は解体されて「医薬食品局」となっています。
「医療」ということから厚生労働省の所管になってきたものですが、
アメリカの食品薬品庁の例を挙げるまでもなく、年金、医療、福祉、労働などの問題と一緒の大臣で担当するような問題ではないような気がします。
・国際的な情報からの遅れ
・医療側の対応の遅れ
・薬剤メーカーの商業主義
・長引く裁判
これらが繰り返されてきました。
*写真は、(いつものように)テーマとは関係ないのですが、JR金沢駅西口です。
2008年10月26日朝7時ごろです。
真ん中の金具のようなものは、「石川」の文字をデザインした石川県のシンボルマークを裏から見た格好ですが、醜悪ですね。