knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

Jiro dreams of sushi

2013-01-15 22:30:59 | 映画
こちらアメリカ人が撮影したドキュメンタリー映画。
なんのドキュメンタリーかというと、、、数寄屋橋にあるお寿司屋さんのご主人とそのお店を追ったもの、、、、

本日火曜日、バース、Little Theatre において、午後6時30分から一回限りの上映、、、、娘と自分の分の前売り券を買ったのがほんの数日前。夕食をとってから映画館に到着すると、このドキュメンタリー映画のポスターには、

” SOLD OUT ”

紙がはってある、、、、


恐るべし寿司人気、、、、、、


お客さんの年齢層としては、、、うちの娘が一番若く(!)、、、、学生風の人から60代あたりのご夫婦といったところ。
アジア人は中国人風の人がちらほら、、、あとは白人。


恐るべし寿司人気、、、、、


無知なわたしは何も知らなかった、、、






Jiro というのはこちら、、、すきやばし次郎、なる、お寿司屋さんの現役寿司職人、小野j二郎さんのこと。このお寿司屋さん、6年連続でミシュラン三ツ星に選ばれ、大正14年生まれの現役寿司職人、二郎さんご自身も最高年齢のシェフということで、ギネスブックに載っているそう。。。。


大正14年生まれって、、、、88歳。うちの父よりも年上。しかし、背筋がぴん!しゃきっ!
まだまだずっとカウンターの向こう側に立って仕事をされている。。。。
二郎さんの手は商売道具、、、、暑い日でも手袋は欠かせない、、、、次郎さんの手は女の人の手の用に白くて柔らかいそうだ。
一度、70歳あたりで倒れたこともあるそうなのだが、タバコをやめてから、” 元気復活! ” いったい、いつ、現役を退くんだ??と周りからささやかれながらも、、、、、ご本人、、、、仕事が大好き、寿司を握るのが大好きなのだと、、、、


映画自体は至って普通のドキュメンタリー。
二郎さんの話。長男さんの話。次男さんの話。お店で働く若い人の話。以前お店で働き、現在は独立した人の話。魚市場の人の話。米の業者の人の話。同級生の人の話。料理評論家の人の話でつながっている。


しかし、、、、、アジアの食べ物が、6年連続でミシュラン三ツ星、、、、それもシェフは88歳。。。
いったい、そこにはどんな秘訣が隠されているのだろうか??? 知りたい外国人の目があったに違いない。


戦争を通っている二郎さん、、、、残された人として、やりたいこと突き進めた結果が現在につながったようである。
寿司が好きで、どうやったらもっと美味しくなるのだろうか、、、ずっとずっと考えていて、今だ、夜中に目が覚めるそう。。。。
最初から器用だったわけではないので、そこは練習、練習、毎日練習でここまで来た、、、、と、、、、


完璧主義、、、、
こだわりの深さ、強さ、、、、
情熱、、、、情熱の炎の高さ、、、、
コツコツと、、、
毎日続ける、、、、繰り返す、、、、
毎回同じであることを目指す、、、、
妥協しない、、、、
常に上を見る、、、
自分の目指すものに対して頑固であれ!


仕事をとられたら何をしていいのかわからない、、、、苦笑いの二郎さん、、、、88歳でこのコメント、、、、
なんだか、、、かっこいいぞーーーーーー!!!
ホリデーなしの生活のどこがいいの??とイギリス人は反論するかもしれない、、、、が、、、、
わたしには二郎さんが、、、、かっこよかった、、、、
日本人の頑張り、、、、やっぱり、いいじゃん!、ここまでしなくてもと言われようが、、、、ここまで来たから、、、芸術だ、、、かっこいい、、、


目の前に次から次からでてくる、、、貴重な寿司映像。。。。
こちら、おつまみなど一切ないお店だそうで、にぎり、、、のみ。
予約は一ヶ月先までいっぱいで、現金オンリー、お一人3万円からだとか。。。。


3万円に反応したのは映画館でわたし一人だったはず。。。。


寿司の値段が高いのは承知なのだが、、、3万円とは、、、、、
おなかがなってしまう、、、というより、、、、
かっこいい日本人の芸術作品としての寿司を、このドキュメンタリー映画にて楽しんだわたしである。


こだわりの二郎さんのドキュメンタリーは、日本でもこの2月に公開。
わたしは、、、餃子の次は、カッパ巻きに挑戦するか、、、、
















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