knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

ミラクルが続く-3

2018-07-21 07:04:57 | 生活独り言
メタボと岐阜駅から一緒にタクシーを捕まえられた偶然に感謝しつつ、タクシーの運転手さんに「葬儀場に向かってください。」とお願いしている自分が信じられず。

葬儀場に到着したのは12時少し前。
お葬式開始が12時。
前日の昼は、ヒースロー空港にいたと思うと、これまた全てが信じられず。

父親のほとんどの親戚は、すでに他界。
残ってる方々も高齢すぎて、葬儀には参加不可能。
父親のお兄さん(早くに他界) の息子さん、、、年がかなり離れた私の従兄弟が唯一、父がたの親戚。
その他は母親の兄弟。

この光景、、、20年前にも見た。
私達の結婚披露宴、、、
儀式を片っ端から蹴った私達に対して、両親からこれだけはどうしてもやってほしいとせがまれ行った親戚集めての食事会。
あの時集まってくれた人達が、白髪、シワ、病気を増やしながら今、目の前に、、、

箱の中に収まった父親。
目の前で見ても嘘のようだ。
寝ているまま永遠の眠りについたかのようで、いたって穏やかな表情。
しかし、寝ているという行動と大きく違うのは、、、


父親は冷たかった。


この場所に自分がいる事が、これでも信じられない。




持っている洋服の中から、喪服にも許されるだろうという組み合わせで葬儀に参列した私、、、
それはかなり、、、怪しい出で立ち、、、となっていた、、、
弟のお嫁さん、弟の息子、、、よく短期間で靴から鞄まで常識に合わせてくれた事に感謝。




着の身着のままイギリスを出発した私、、、
自分の高校合格のお祝いとして父親からもらった時計を忘れて来てしまった事に気がつく、、


そうか、、、
あの時計は娘に持ってきてもらえばいいのか、、、
娘の初めての1人フライト。
父親が一緒で守ってくれるのか、、、、


やはりミラクル、、、
父親はもういないのだが。
父親はここにいる。