新聞といえばまずはテレビ欄、それから全国ニュース、地方ニュースと読んであとは時間があるときに経済面と地域のイベント情報を見るくらいだったのですが、ここ数年時々見てしまうのが「お悔やみ情報」です。
相方のお祖母ちゃんが亡くなったことを、「お悔やみ情報」で知った墓石、仏壇の業者から山のようにダイレクトメールが届いたそうですが、私の目的はもちろん営業ではありません。
長男と同級生のお母さんが二人亡くなったのですが、それぞれ30歳代半ばでした。それから何となく「お悔やみ情報」に目が行ってしまうのです。
毎日掲載される「お悔やみ情報」のうちほとんどは70歳以上の方々で60歳代だとちょっと若い感じがするくらいなのですが、たまに混ざる30~40歳代を見つけ喪主が配偶者の場合、「子供はいたのかな…」などと見知らぬ誰かの不幸にため息をついたりします。12歳なんて見つけると「事故かな?病気かな?どっちにしても親は辛いだろうな…」と自分の子供が今日も元気でいることをありがたく思ったりします。
まだ「死」を受け入れられるほど達観できないけれど、「死」が他人事だった若い時に比べて確実に「死」に近づいていることを感じ恐れる歳になりました。
だからこそ毎日悔いなく暮らさないと…