スクレはサンタクルスから南西に600km、飛行機で40分のアンデス山脈の山中にある街だ。標高2800mにあり現在は憲法上の首都となっている。(実際に政治が行なわれているのはこれまた標高3600mもあるラパスだが)
16世紀、スペイン人によりポトシに銀山が開かれた。ポトシは豊富な銀の鉱脈は通っていたけど、なにしろ標高4000m、空気は薄く、水は少なく、農作物は取れず、鉱山労働者と聖職者だけが住む町だった。ポトシから170kmアンデスの山を下ったスクレは高原の気候でずっと住みやすかったので、このスクレがスペイン人による植民地政策の重要な拠点となった。
そういうわけで、スクレは今でもスペインと同様、白い壁とレンガ色の屋根の家々が広がり、スペイン植民地時代の街並みを色濃く残している。
写真はスクレの街並み。家の中には必ずパティオ(中庭)があり、これまたスペインとそっくり。右の写真はスクレ市民がいこうプラサ(中央公園)インディヘナの年配カップルが歩いている。
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