某の日々是好日

本来無一物。身一つあれば何とでもなる

「よみがえる織田信長像」

2019年06月15日 13時45分00秒 | 史跡めぐり



豊田市美術館で開催中の「修復記念特別公開 よみがえる織田信長像」展に行って来ました。
 
織田信長の一周忌にあたる天正11年(1583)に豊田市の長興寺へ奉納された「重要文化財 紙本著色織田信長像」。
描いたのは生前の信長をよく知ると考えられる狩野派の絵師であり、真実の信長に近い姿を伝えるものとされています。
織田信長像は、大平洋戦争末期に、大阪市立美術館内の工房で修復されました。掛軸の表装を全面的に修復し、その時に新調された軸木には、「沖縄戦苛烈最中修覆畢」という表具師の墨書記されており、戦争末期の緊迫感が伝わります。
しかし、70年以上が経過した現在、全体に傷みが進行したため、平成28年(2016)に全面的な修復を行いました。美しくよみがえった信長像をご覧いただくとともに、修復に伴う調査で明らかとなった事実や、戦時中に行われた先の修復に関わる新たな知見を紹介します・・・という展示会。
 
「本物!」・・・これに勝るものはなし。
 


ちなみに・・・
「織田信長像の過去の展示」
①平成4年6月2日:豊田市郷土資料館。



②平成19年6月16日〜24日:名古屋市博物館。


③平成29年8月11日〜20日:岐阜市歴史博物館。


④令和元年6月1日〜16日:豊田市美術館。
→私、全部見てる〜。


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