(C)2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
塚口サンサン劇場
6月14日(金)~27日(木)公開
映画「52ヘルツのクジラたち」
<あらすじ>
〈52ヘルツのクジラ〉の鳴き声は、
あまりに高音で、他のクジラたちには聴こえない。
だから、世界で一番孤独なクジラって言われてるんだ─」
傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家へと
移り住んできた貴瑚は、
虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と
呼ばれる少年と出会う。
かつて自分も、家族に虐待され、
搾取されてきた彼女は、
少年を見過ごすことが出来ず、一緒に暮らし始める...
やがて、夢も未来もなかった少年に、
たった一つの“願い”が芽生える。
その願いをかなえることを決心した貴瑚は、
自身の声なきSOSを聴き取り救い出してくれた、
今はもう会えない安吾との
かけがえのない日々に想いを馳せ、
あの時、聴けなかった声を聴くために、
もう一度 立ち上がる─。
<高橋裕之のシネマ感>
”児童虐待”が一つのテーマである。
現在の少年の虐待と
自分の過去の虐待が交差する。
「ムシ」と呼ばれる少年の虐待は
母親の捌け口としか言いようがない。
主人公貴瑚
3年前
義理の父親が介護中に亡くなる
母親との争い(虐待?暴力気味)
家族と言う名のテーマ
2年前
岡田安吾との想い出
*上映開始1時間*
職場の上司、専務
新名主税(にいなちから)
社長の息子が登場。
どうなる?三角関係。
”虐待”は状況に寄って
形を変えることを知らされる。
人それぞれに
自分の考える人生がある。
世の中の”母親”にも
色んな考え方の人がいる。
どの”声”に耳を傾ける。
またまた衝撃作です。
もう
何とも言えない展開。
登場人物の
それぞれの過去も重要
杉咲花も
またまた良い役をするね。
志尊淳も
トランジェンダー男性を
見事に演ずる。
西野七瀬の演技が
今回も凄い!
宮沢氷魚も。
余 貴美子の存在感ある。
監督自体が
観客との魂の番(つがい)だと
鑑賞後に思った。
この作品の力は
何回も”鳥肌”をたたせた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます